桜木町の地下一階で遭遇しました。
上階ではけが人も出て、エレベーターやエスカレーターも止まりました。
防火用のドアが閉まりそうになり、慌てて押さえ、顧客を外の誘導しました。
少し落ち着いたあと、退社時間になったので、急いで路上に出ると、多くの人が立ち竦んでいました。
野毛から日之出町方面まで歩いている途中に、アラートで、京急や地下鉄が止まっていることを知りました。
携帯で家族に連絡を取ろうとしても全くかかりません。
公衆電話を探しても見当たりません。
伊勢佐木町方面に向かって歩いている途中電話ボックスが合ったので、固定電話に連絡を取りました。
その後、自宅を目指して歩いていると、自分の帰るところがどの方向なの解らなくなった方たちから
幾度も道を聞かれました。
磯子のほうをを指差されて、横浜はあちらですか?と聞かれる方もおられました。
途方にくれるとは、当にこのことだと思いました。
家に帰り、娘の勤め先に電話をすると、帰宅困難とのことで、会社に泊まるとのことで
こちらは少し安堵しました。
ところで、自宅への道がてら、幾つかのバス停に差し掛かったのですが
途中、回送の市営バスが何台も過ぎていきました。
バス停には、お年寄りや、お子さんを連れた人たちが何十分も待っているのに、その前を非情に通り過ぎます。
歩いて家に帰りながら、携帯は便利だけど、災害時には役に立たないことを痛感し、
嘗て、どの町内にもあった案内板が消えていることに気がつきました。
バス停にしも、このバスに乗ると、何処へ行かれるのか、とても解りにくいことを知りました。
せめてバス停に、横浜方面行き、とか、磯子方面行き、とか、そんな表示があればなあと思いました。
今日気がついたいろんなことを、明日、横浜市に提言しようと思います。
横浜は震度5弱ですけど、義兄達の居る仙台や福島の情報は全くわかりません。
ただただ無事を祈るだけです。