
立秋が過ぎたのに、毎日暑いです。
猛暑です。
猛暑といえば、元鹿児島地方気象台長の倉嶋厚という方が書かれた、
【お天気博士の四季暦】によると、
旭川 昭和3年8月19日 35.9度
帯広 大正13年7月12日 37.8度
山形 昭和8年7月8日 40.8度
仙台 昭和4年8月8日 36.8度
東京 昭和28年8月21日 38.4度
長野 昭和17年8月15日 38.6度
名古屋 昭和17年8月2日 39.9度
大阪 昭和24年8月3日 38.2度
という記録があるそうです。
ビルなんて建ってなくて、リサイクルなんて言葉も無くって、不燃ゴミなんてものも
無いような時代にも、猛暑日ってあったんですね。
そういえば、鎌倉時代の歌人、吉田兼好は【徒然草】の中に、
家の作りやうは夏をむねとすべし。冬はいかなる所にも住まる。
暑き比、わろき住居は堪え難き事なり。
と記しています。
しみじみとそう思う今日この頃です。