

就任式は、今日の25時頃から始まるそうです。
で、明日の午後当たりピークと思えます。
そんな本日は、1905(明治38)年に、モルガンというアメリカの金融王の甥が、
京都の芸妓さんを気に入って、当時、4万円で落籍し、本妻にされた日だそうで、
玉の輿の日とのこと。
お嫁さんになったのは、加藤雪、という名前の、刀剣商の娘さん。
彼女は、結婚して、フランスの社交界にもデビューするということを含め、華やかな人生を送りながら
当時のアメリカの排日法に阻まれて、最後まで正式な妻とは認められなかったそうです。
そして、第一次世界大戦で、モルガン氏が亡くなってから後、昭和13年に帰国し、ご本人が亡くなる
昭和38年までの間、京都の町で、孤独な人生を送られたとありました。
排日の裏側の、日本のキチク、モルガン婦人となったご本人が、当事どんなお気持ちで、
日本の中で暮らしていたのか、想像に難くない。
玉の輿、という言葉自体は、徳川三代将軍家光公の側室であり、五代将軍綱吉公の生母、
桂昌院の幼名が「玉」であったことに由来するそうです。
ご近所のお姉さんが文金高島田を結って、結婚式場に向かう姿に、よ、大統領!って声をかけてた
オジサンは今も元気でいるでしょうか。