刀剣散歩〜刃文布・刃文F(はもんふ)〜 | 杜の都のすずめのお宿

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刃文布・刃文F(はもんふ)とは

染色工房アトリエ・フジコウ(藤浩有限会社)さんが、丹後ちりめんの伝統的な技法である「縫取り」(特殊縫取り)で刃文を表現した布。

 

「国宝太刀無銘一文字(山島毛)」の刃文を表現した帯生地を手掛けたことがきっかけで、クラウドファンディングMakuakeでの「刃文布武プロジェクト」が始動し、染と織の技術を兼ね備えた美しい作品が誕生しました。

達成率300%超えの支援というところも凄いですね!

 

職人でありアーティストであり、研究者であり、一つでも道を極めるのが難しそうなこれらのハットトリックを決めていらっしゃるのが代表取締役社長の藤井裕也さん。

 

【ネット記事】

刀剣ファン必見!

京都の「染と織」のプロが作り出す新しい生地素材「刃文布」は日本刀の刃文の美しさを丹後ちりめんで表現し伝統的な技術を継承し新しい価値を創造するモノ

 

作品はネットでも購入できます。

染彩舎(せんさいしゃ)

https://fujikoh.square.site/

 

今回お迎えしたのがこちらの懐紙入れ。

伊達政宗公の弦月(前立て)のような三日月(●ω・)メ

 

銀糸の煌めきが神々しく、繊細な刃文が見事に表現されていて、手に取って眺めているとあっという間に時間が過ぎ去ります。

 

スタッフさんが当ブログをご覧になってくださったとのこと。情報収集スキルの高いスタッフさん、ありがとうございます!

刃文布の誕生に宮城県鹽竈神社博物館の雲生が関わりがあったとはうれしい限りです。