お着物散歩~塩釜カフェはれまと塩釜まちかど博物館・旧えびや旅館~ | 杜の都のすずめのお宿

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古くから塩釜の御釜神社向かいにあるカフェはれまさんに行ってきました。


古くからある旅館の建物を改装したお店です。

美しいステンドグラスを眺めながら軽食や飲み物をいただけます。

 

 

お抹茶セットは茶菓子を選べます。

地元のお菓子が多いので、お気に召したらお土産にも購入してみてはいかがでしょうか♪

 

 

店内にはお着物も(一部は販売もしています)

 

▼カウンター席の埋木


二階・三階は「塩釜まちかど博物館・旧えびや旅館」として一般公開されています。(土日の12:00~15:00 入館料300円)
履き物を脱いで二階へ上がると、ボランティアガイドの方々が解説をしてくださいました。


こちらの建物、震災後に取り壊される予定だったものを、文化保存のためにNPOみなとしほがまの方々が買い取ったのだそうです。

大隈重信も訪れた歴史ある建物。

残って良かったです。

 

港町の面影がそこかしこに。

▼船底天井

 

▼虫食いを活かした欄間

船の装飾が施されています

 

三階は松竹梅をテーマとしたお部屋と、特別室の桜の間があります。

 

竹の間

 

 

ステンドグラスだけでなく、室内の木材もその部屋の名前のものを使用しているこだわり。

松の間は“市松模様”の畳だったり洒落ています。

 

桜の間の天井画は、経年劣化で色褪せていたものを東北工大工学部の中村琢己先生(日本建築史)と学生さんたちが復元したそうです。

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格縁にも桜が描かれているのがわかりますでしょうか。

いつでも花見ができる素敵なお部屋ですね。

 

こんなところにも桜モチーフ🌸

 

とても居心地の良い建物でした(*´꒳`*)