お友達からおすすめされてずっと行ってみたいと思っていた「和菓子まめいち」さんに行ってきました。
9月には伊達政宗公生誕450年記念の和菓子も販売していたまめいちさん。
私が訪れたのは10月で,京菓子公募展の大賞を受賞され,その副賞として京都の弘道館で個展「Story of Wagashi」を終えてきたところでした。
和菓子職人の幾世橋(きよはし)陽子さんとお話しさせていただき,店内でいただいてきました。
月変わりの和菓子,10月は個展の作品と今後の決意表明和菓子2種。
常に新たな和菓子を生み出し続ける幾世橋さんは創造力豊かでとっても素敵な方でした。
私がいただいたのはこちら。
「万有引力」という作品。
秋はりんごの季節。
りんごのマークが有名なアップル社。
ニュートンが落下するりんごから万有引力の法則を発見したことに由来するそうです。
和菓子と人,人と人との万有引力を感じさせる一品。
大手芒(おおてぼう)という白いんげん豆の一種をベースにりんごの爽やかさと同じく秋の旬さつま芋の優しい甘さが絶妙で,一口食べて「(∩*'ω'*)!」ってなりました。
おいしいものって幸せになりますねぇ。
ココアが彩る惑星のような模様に銀箔が煌き,見た目も素敵です。
完売でいただくことはできなかったのですが,10月の和菓子残りの2つもご紹介。
こちらは京都の個展出品作「egg」。
輪廻転生をイメージした作品。
こちらは「浪漫」。
熊本県産の栗をつかった和菓子。
ちなみに,こちらの解説で初めて「本場フランスのマロングラッセには栗は入っていない」と知りました。
マロンは栃の実。日本では入手しにくい栃の実の代用として栗を使ったのが「マロン=栗」のイメージになってしまったそうで,栗は英語で「chestnut(チェスナット)」が正しいとのこと。
お着物でお邪魔したので,着物も和菓子も季節感が感じられていいですねというお話になりました。
たしかに着物を着てでかけるようになって季節の行事や草花への関心が強まった気がします。
いただいたお抹茶の器も秋の気配。
伊達政宗が好きでとお話ししたら政宗公席へ案内していただきました。
五色水玉模様陣羽織を連想させる紫に弦月のような背もたれ。
お心遣いがまた嬉しいです♪
11月の和菓子も楽しみです(o'ω'o)
和菓子まめいち
住所:仙台市青葉区本町二丁目19-9クリスタルパレス本町ビル2階
電話:022-302-4720