刀剣散歩~三条宗近ゆかりの地・金蛇水神社~ | 杜の都のすずめのお宿

杜の都のすずめのお宿

お着物,刀剣,武将隊や宮城の魅力などについてのいろいろ。

平安時代中期,刀匠の三条小鍛冶宗近が天皇の御佩刀を鍛える勅命を受け,名水を求めて諸国を巡っていた際,水神宮に祈願して宝刀を無事鍛えた。
感謝の印として雌雄一対の金蛇をつくり,水神宮に奉納した。
その金蛇を御神体としたのが金蛇水神社。
(参拝のしおり要約)

御朱印帳(黒と黄色の二種類)にも蛇が描かれています。

主祭神は水速女命(みずはやめのみこと)。
大己貴命(おおなむちのみこと=大国主命)と少彦名命(すくなひこなのみこと)の二柱の神をあわせ祀る。
商売繁昌,金運円満の神として名高い他,海上安全,大漁祈願の神として漁民の崇敬も集めている。

1月1日の午後に初詣で訪れたのですが,1時間近く並ぶほどの行列ができていて,人混みの多さに写真撮り損ねてしまいました。

境内には蛇が彫られた石がたくさん並んでおり,この石を財布でなでると金運に恵まれるとされています。
私も列に並んでなでなでしてきました♪

こちらの神社のお守りのおすすめが「太刀守」。
刀は魔を祓うとされていますね。

牡丹園が併設されていて,5月の花祭りでも有名で,「九竜の藤」と呼ばれる大きな藤があるそうです。

◆関連記事
刀剣散歩~三条宗近ゆかりの地・祥雲寺の金蛇様~
鳴子町史に掲載されている伝説では蛙の鳴き声がうるさかったので蛙避けとして金蛇を作ったとされています。民間伝承なので諸説あるようですね。