青葉まつりのその前に | 杜の都のすずめのお宿

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お着物,刀剣,武将隊や宮城の魅力などについてのいろいろ。

5月18・19日は青葉まつり。

開催直前ならではの楽しみ方があります。


青葉まつりの時代絵巻巡行の目玉の一つ,11基の山鉾(やまぼこ)がアーケード内に展示されているのです。

まつり当日は人ごみでじっくり見ることも難しい山鉾を,側近くで見ることができるのは今の時期だけ。

ということで行ってきました。


▼政宗公兜山鉾
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アーケードの中央に背を向けて設置されているので,御尊顔がうまく撮れないのです。残念。

雄姿を拝めるのはまつり当日までおあずけです。


山鉾には,解説がつけられているものもあります。

政宗公兜山鉾にも説明書きが付いていました。


すずめのお宿
(抜粋)

政宗公は武将として,また文化人,経済人として卓抜な才能を発揮し,領内の発展の基礎を築いたばかりか,海外に目を向けた先見性を高く評価される郷土の偉人です。


まさにそのとおりだなぁと思いました。

だからこそ400年以上経った今なお,愛され続けているのですね。


▼竹に雀や雪薄など,伊達家の家紋もたくさんちりばめられています。
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▼由来を知ると,さらにまつりが楽しめそうです。
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▼阿部蒲鉾店さんの大鯛山鉾は,願いを込めた絵馬がたくさんついていました。
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▼今年初お目見えのサンファンバウティスタ号は御神船山鉾(ごしんせんやまぼこ)に。
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御神船とは,江戸時代に仙台と石巻を結ぶ貞山運河で物資流通に活躍した船です。


アーケード内には他にも,仙台七夕も飾られています。
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こちらも伊達家ゆかりのモチーフが多いです。

すずめのお宿


18日の宵まつりでは,すずめ踊りが中心。


19日の本まつりでは,午前9時30分に青葉神社で御霊を神輿に移す神輿渡御が行われ,火縄銃鉄砲隊演武や仙台消防はしご乗りなど見どころ満載。

交通規制もあるので,朝から追いかけるのなら,小回りのきくDATE-BIKE がおすすめです。
市役所のポートにうまく駐輪できれば駐車料金もかかりません。


両日とも勾当台公園では野点や射的,甲冑・姫衣装着付け体験,人力車無料試乗など藩政時代を感じさせる催しがたくさんなので,そちらも楽しみです。