hoodie day | KacmiのSparkly Diary in NEW YORK

KacmiのSparkly Diary in NEW YORK

「自由人」というよりは「宇宙人」!?
Dancer、Singer はたまた Pilates Instructorとして活躍する
Kacmiのキラキラな日常;)




この事件へのニューヨーカーの関心は大変大きく

抗議デモにunion squareは人で埋め尽くされました。




そして今日

私の所属するMCJJ gospel choir,

そのクワイヤーが所属するMIDDLE CHURCHの朝のworshipでも大々的に取り上げられ、

前日からテレビでも多数報道。

今日も多くのメディアが教会に来ました。




私は足の事があるので、クワイヤーメンバーとしての参加は断念。
(長い間立ち続ける事の足への負担)

しかしworshopへ参加する為、私もフードをかぶって教会へ向かいました。



教会はフードをかぶった人で満杯、

裏のsocial hallへ回れ、と言われ、そこへ行きました。



初めて体験するsocial hallでのworship

しかもクワイヤーメンバー、ではない立場で。

素晴らしい体験でした。




みんなでテレビのモニターを見ながら

そこにいる時間を共有しました。

social hall という小さな空間にも

愛は溢れていました。


特に今日は同じ気持ちを持って

みんなが臨んだworshop


サンクチュアリと同じように

祈り

笑い

互いの平和を願いあい

拍手し

そして

涙しました。

個人的な事で少し、涙もろくなっていたのもあるかもしれませんが。



私も牧師さんのジャッキーの言葉に涙し

そしてクワイヤーの歌に涙しました。


なんてここは温かいのだろう、と。




そして

いい事はいい、悪い事は悪い、

人間はすべて神の子であり、

みなが愛される存在である。

そこには

宗教も

人種も

肌の色も

何にも関係ない。


みなが大事な人であり、

愛される存在なのだ、と。


そう言いきれる

キリスト教の教会なのです。

だから

日本人の私もずっとずっと通っている場所なのです。




まあでもまさかこんなにメディアに取り上げられているとは
(私はまったく映ってませんー!)


まさかyahooニュースのトップに

自分の慣れ親しんだ場所が映るとは夢にも思いませんでした。


Hoodies in church: In Sunday sermons about Trayvon Martin, calls for justice from the pulpit


その他のメディア

NY1


Fox news


NY Daily News

LA times

NYpost

写真

photoblog


恐れずに行動した教会を誇りに思います。

そして

その誇れる人達は

私の大好きな人達です。




もしニュースを知らない日本の方がいたら。

ニュースの記事を引用↓

黒人少年射殺事件の波紋ひろがる

 フロリダ州で17才の黒人少年が、先月ヒスパニック系白人男性に射殺された。男性は正当防衛を主張し、拘留もされず放免となった。少年は丸腰で、男性はピストルを携行し少年の後をつけていった事実がわかるにつれ、正当防衛を認めた警察の不当な対応に怒りの声が上がっている。正当防衛か、人種差別によるヘイトクライムか、事件は問題を投げかけ、全米で正義を求めた抗議活動が広がっている。

 フロリダ州は数年前に新銃法を可決。全米ライフル協会に後押しされ可決に至ったいきさつがある。新法では、もし殺される、あるいはひどく身に危険を感じたならば、状況から逃れず相手に立ち向かっていく権利を擁護している。前法では、銃かナイフで脅かされると感じた者は、もし可能なら状況からのがれるべきだったが、新法では身を守るためなら、銃やナイフを奪い取って使用してもいいという。

 ということは、もし目撃者がいなければ「死人に口なし」で、身に危険を感じたから撃ったと正当防衛を主張すれば無罪になりえる。この新法が可決後、フロリダでは正当防衛による殺人件数が3倍になったという。

 複数の米メディアによると、ジョージ・ジンマーマン容疑者は、サンフォード地区の自警団に属し、2月26日事件当日も地区住宅街を車で巡回していた。フード付きスウェットシャツを着ていた高校生のトレイボン・マーティンさんが歩いているのを見て、不審者がいると警察に電話。

 警察は駆けつけるから何もするなと、ジンマーマン容疑者に話した。しかし、同容疑者は車からおり、マーティンさんの後を追った。マーティンさんは友人に、男から危害を加えられそうだと携帯から電話している。

 胸を撃たれて死亡したマーティンさんは、コンビニから父親のフィアンセの家へ帰る途中。手に持っていたのは、キャンディの小さな袋とアイスティーの缶。犯罪歴のない模範的な高校生だったという。

 一方、ジンマーマン容疑者は05年7月に警察官相手に暴力沙汰を起こしている。隣人によると犯罪に固執し、特に若い黒人男性を目の敵にしていたという。自警団にいるということもあってか、2011年46回も警察に電話している。

 ジンマーマン容疑者は113キロ、マーティンさんは63キロ。警察の何もするなという警告を無視し、マーティンさんの後をつけた。これらの状況下で、どのように考えたらこの事件が正当防衛で片付けられるのだろうか。

 事件後の警察の処理も大きく取り上げられている。捜査でサンフォード警察は、ジンマーマン容疑者に薬物・飲酒テストをしなかった。しかし、少年の死体には薬物テストを行った。少年が助けを求めているのを聞いた目撃者が3人いる。重要目撃者の「少年の助けを呼ぶ声を聞いた」という証言に、警察はそれが容疑者の助けを求める声だと訂正した。

 サンフォード警察は、「正当防衛という主張に何ら問題はない」と、3月12日には捜査を終わりにさせる予定であったという。十分な捜査もせずに男性を無罪放免した警察の対応は、人種差別と非難されても仕方がないだろう。

 警察の言い分に納得できないマーティンさんの家族や友人が、メデイアや嘆願サイトに呼びかけ全米ニュースとなり、やっと司法省は事件の捜査に乗り出した。22日には批判を受けて、サンフォード警察署長が職から離れると声明を出した。23日オバマ大統領は事件へのコメントを求められ、「もし私に息子がいれば、トレイボンのようだろう」と、被害者の両親の気持ちを考慮する発言をしている。

 嘆願サイトで、州地区検事に事件の再捜査を呼びかけるページが立ち上げられてから、今までに180万以上の署名が集まっている。毎日20万ほどの人々が署名している。21日ニューヨークを皮切りに、全米各地で正義を求める抗議集会やデモが行われている。今後もデモは拡大しそうだ。

 この事件は色々な問題を提起している。まず、正当防衛をどのように捉えるのか。米国では防衛用といいながら、襲撃するのかと思うほどの銃や弾丸を保有している人も少なくはない。周りの者はすべて自分を狙っていると被害妄想を膨らませ、「撃たれる前に撃て」とかえって攻撃的になる人もいる。ジンマーマン容疑者の場合、人種差別を背景にした被害妄想がなした事件ともいえそうだ。

 全米ライフル協会などは、危険に備え銃を持つべきと煽っている向きもあり、銃離れどころか銃の販売は伸びている。私の住む田舎町では、この10年で一度も銃犯罪がない。それでも住民の98%は銃を保有している。日中、近くの店や散歩に行くのに、銃携行は行き過ぎだと思うが、自分の身を守るのは自分だけだと思うようだ。

 このような事件が起こるたびに銃規制が叫ばれる。現在、銃を社会から取り除くのは不可能だが、正当防衛も含め法律の知識と実務トレーニングの義務化が各州で実行されるべきだろう。

 とは言うものの、最近銃法は緩和される傾向にある。簡単に銃は購入・保有できる。アリゾナ州でも、ピストルを隠して携行するのに許可書も不要になり、トレーニング参加の義務づけがなくなった。被害妄想者に銃をもたせる怖さを今一度考え直すべきだろう