7泊8日の船内での様子を。。
船内では、毎日いろいろなイベントが行われていました。
予定は、前日の夕方に発行される6~7カ国語?で用意されている船内新聞に掲載されているのですが、、
日本人は少ないみたいで日本語のものはありませんでした。
が、わたしたちには添乗員さんがいまして、、その新聞を日本語に訳して毎夜お部屋に投函してくれていました。
そのために大きなトランクで、パソコンとプリンターも持参されていて。。
お仕事とはいえ、本当に至れり尽くせりのサービスで、初めてのクルーズでわからないことだらけでも、何があっても大丈夫だな~と安心感がありました。
個人旅行は、何でも自分でしなくてはいけないという緊張感とそのチャレンジ感が良いところではあるのですが、至れり尽くせりお任せのリラックス感もそれまた良いな~と思いましたね
絵になるフルーツは毎朝の朝食のブッフェにありました
船のシッポ
シアターでは毎夜いろいろなショーが上演されていました
が、、時差のせいか早寝早起きになってしまい・・・2回ぐらいしか観に行きませんでした。
それもこっくりこっくりしているという~
デッキでは、クイズや、ショーや、ダンスレッスンなどなどが次々と。。。
サンバやチャチャチャやルンバなどいろいろダンスレッスンに参加してみました。
少しZUMBAとかをしていたので、ちょっと楽しめました
フォーマルナイトの始まりに乾杯の飲み物が準備されています
レモンチェッロとか飲んでみたり。。
スタートからドーンと出てくるリゾット
リゾットもパスタも前菜のようです
ディナーでは、毎日あちこちでサプライズの誕生ケーキの登場もあって
10人以上のファミリーで乗船している地元イタリアの方たちもいらしたりして、おじいちゃまのお誕生日だったり
手が込んだおいしいスィーツもたくさんいただきました
ガラナイトというフォーマル着用の日が2回あり、
ご近所に着物ドレスを作っている方がいらして、レンタルしてみました
ビターなカンパリーソーダ、色がきれい
船内ではあちこちにプロのカメラマンがいて、は~い!こっち来てポーズ取って~!
と言って引っ張られて、まるでモデルになったような気分でたくさん写真を撮ってくれます。
そして、6つ切ぐらいの写真を廊下に張り出して、気に入ったら買ってね!という感じで。。
みんなせっかくの機会なので、遺影用とか言いながら購入したりして
わたしの遺影用はこちらです
満月の日
夜明け前、まもなくベニスに入港の朝 飛行機雲がたくさん
カジュアル船ではありますが、実際にクルーズ体験をしてみて、今まで漠然とイメージしていたクルーズとは少し違っていたなぁということろはありました。
日本から地中海まで行くには飛行機を乗り継ぐなどして行く必要もあるわけですが、地元イタリアの方だと、クルーズ代金だけだとお部屋にもよりますが7泊8日食事付きで10万円ちょっとから~という料金は、結構リーズナブルなのではないかと。
夜寝ている間に次の寄港地に移動してくれるので、身体は楽。
一度荷物を広げたら、最終日までそのままでOKだし、いろんな楽しみ方ができるように用意されているクルーズ。
寄港地観光も下船せずに船内でくつろいでいるのもありだし、ほぼ24時間食べられるブッフェレストランもあり(ただいつも混んでいて席の確保に疲れるのでわたしたちは大抵は席に案内してくれる方のレストランを使っていました。そちらも料金は込み)
ただお水も含めて飲み物代は別。
わたしたちは、予約のお部屋にドリンクパッケージが含まれていたので、船内ではあまりお金は使いませんでしたが。
船内の食事で一番印象に残っておいしかったものは・・・
朝食でオーダーできるオムレツ
具は?って聞かれるので全部!と
大抵ホテルの朝食で焼いてくれる具入りのオムレツって、全部混ぜ混ぜしてそれを焼いてくれるのがほとんどだと思うのだけど、船ではあらかじめ丁寧に炒めたおいしい具材を芯にして丁寧においしく焼いてくれた卵焼きで
こういう基本的なものがとってもおいしかったりするのは感動でした
で、結局毎朝これをオーダー。
でも結構量が多いのでふたりで半分こ。
半分ブッフェで半分オーダー制の朝食。
それから、パンが味わい深くて・・・日本ではあまりない感じのパンたち。
ふだんはごはん党のわたしも、感動
何が違うのか・・・
真っ白いパンではない、けど、全粒粉の味でもなく・・
油っこくない硬いクロワッサンとかも~
クロワッサンはバターをたくさん使わなくてもできるの?
めちゃおいしいんだけど~と
おいしいお料理もいただいたけれども、オムレツとパンに新たな発見で、家に帰ってからあのオムレツ焼いてます
結構好評です
硬いクロワッサンも今度焼いてみたいな~と。。
あ、でも体重が変わっていなかったので、そんなに食べていなかったのかな?
目でいただいていたところもあったかな
最終的な感想は・・・
大きな船を作って2000人以上のお客さんと、1000人以上のスタッフを乗せて(もっと大きな船もあるけど)、動くホテルのように移動しながら種々のお楽しみを提供したら楽しいんじゃないかという誰かの発想が形になったのでしょうが、いや~ほんとに、人間てすごいなと思います。
サービスを提供してくれる人のわくわくと、それに乗って楽しむ人のワクワクと
クルーズ船にはそんなワクワクが渦巻いていました
特別なお金持ちの人だけが行けるようなイメージだったクルーズも、リーズナブルに楽しめる方法もあったり。
そう思って調べてみたら、飛鳥Ⅱとか超高級な船もあるけれど、日本発着の普通の旅と変わらないようなリーズナブルなクルーズも結構あったりして、またいつか今度は家族とも感動を分かち合えたらいいな~なんて思ったりしました。。
孫たちがもう少し大きくなって行けたらいいなぁ~
クルーズは一度行くとハマる!という人もいますが、確かに身体は楽できるので年配の方に参加者が多いというのもうなづけます。
やっと歩けるようなイタリア人の高齢のおじいちゃまおまあちゃまもいましたね。
寄港地での観光は限られるので、その場所でじっくり観光したい場合は向いていないけれども、いろんな場所を楽に移動しながら楽しみたい方にはピッタリ。
今回は天候にも恵まれて、ほとんど船が揺れることもなく、時たま震度1ぐらいの揺れや波の当たる音が聞こえる夜もあったけど、着岸したこともわからないほどなめらかで快適な船旅でした。
でも、地中海も時には大荒れで接岸できずに脱港することもあるとか。
クルーズ船てどのぐらい揺れずに快適なのか?日本沿岸のフェリーで何度も大揺れを体験してあのエンジン音とオイルの臭いと振動が苦手なわたしとしては気になるところでしたが、6.5万トンクラスの船はなるほど~という感じでした。。
いろいろ体験してみて初めて分かることばかり。。。
ほんとうに素晴らしい体験をする機会に恵まれて、それを共有できる友達もいて、ほんとにほんとに素晴らしい旅とサービスに、そしていつかの誰かのアイディアにありがとう!でした。
思いがけずランクアップされて乗ってしまったファーストクラス(飛行機)とラウンジ編につづきます