逆境に遭ふ者は宜しく順境を以ってこれを処すべし。
順境に居る者は宜しく逆境を忘れざるべし。
江戸時代の儒学者・佐藤一斉の言葉です。
彼が著した『言志四録』は、西郷隆盛の愛読書だったそうです。
逆境にあるとき、心は大きく揺れ動くもの。
何とかしようと必死でもがいたり、
もうダメかもと意気消沈してみたり。
だからこそ、平常心を保つことが大切になってきます。
心が乱れていては、
ベストな解決方法を見つけられないですものね。
一方、順境なときは、慢心から足をすくわれたり、
脇が甘くなって、思わぬところでつまづいたりすることも。
順風満帆に行っているときこそ、気を引き締める必要があります。
ところで、受験のとき湯島天神で買った、
学業成就の鉛筆に書かれていた言葉を思い出しました。
あせらず たゆまず おこたらず
逆境&順境のときに必要な心構えが、
この3語に凝縮されているように思います。
どんな時も、焦らず、弛まず、怠らずにいたいものです。