「なんかちょっと、足つくのが早いんだよね」
とDg先生。
そこから発展した、conversation。
「あのさ、ラテンとスタンダード。何が違うか知ってる?」
「上半身動かす、可動域とか?」
「違う。足をつくタイミング」
なんだそうだ。
「ラテンのほうが、足をつくタイミングが早いの」
「ラテンメインの人のスタンダードはこんな感じ」
とやって見てくれる先生。
おお、こ、これは。
「なんかいい感じ~。全然大丈夫。全然ついていける」と私。
「ほんとだねえ。今なんかいい感じだった(笑)」
お気にぃ先生はラテン人だから、こういうタイミングでずっと踊ってたのかも。
そして私も、もともとラテン人だから、違和感感じなかったのかも。
「あと、ラテンの人ってこんな感じになっていくんだよね」
と、腰を引いて踊った先生。
突然、与えていたボディから先生が離れたので、うわっとなる私。
ボディを与えて踊るというのに、少しずつ慣れてくると、それがなくなったとたん、こんなに不安定になるんだ、と身をもって感じた。
私が後退で、男性の体が離れても問題なさそうに思うのに、こっちが与えるつもりで踊ってるのに、向こうが与えてくれないと、すかすかっと不安定になるんだな。
お気にぃ先生もラテン人らしく、もともと出尻タイプだし、ヒップがくっつかなくても平気だけど、あばらは与えてくれるから、そこまで極端じゃない。
でも、Dg先生の模倣したラテン人は、いそうと感じた。
そんな違いがあるとは知らなかった私。
スタンダードはもっとゆったり、足をつかないといけないんだな。
そして、ゆっくり足をつくのが、こわくないように、体をもっていかないといけないんだな。
いつも先生に文句ばかりだけど、時々いいこと言うのよね。(笑)
だから続いてるんだけど。
その後、これをメインスタジオの女性の先生に言ったら、なぜそういう違いができるのかをしっかり説明してくれた。
こういう説明までもができるようになると、いいんだけどねえ、Dg先生。