団体スタンダードのクラスで。

先生が、ホールドについて話し始めました。

 

「反ると思って、身体の前面をがばっと開くのはやめてね。がばっと開くと肩甲骨が寄ってしまうし、あばらとヒップが離れてしまう」

「それから、反るときにおなかやヒップを前に突き出すのもやめてね」

 

「基本、ショルダー(だったかな?)とヒップは同じ方向に連動してます。肩が後ろに行くときは、ヒップはちょいぷりケツになる感じ。肩が前に来て、猫背風になるときはヒップも前に入って、Cの形になる感じ」

 

「肩甲骨を寄せないで、背中は広げて」

 

な~んてことを言いながら、一人ずつ、チェック。

 

私の前のメイトさんたちには、

「そうそう」

と言いながら、組んでみていたのだけど、私の番になった時。

 

「もうちょっと、腕を前にする感じで、肩甲骨を広げて」

みたいに言うので、言われたとおりにやって組んでみたら、

「あ!なんか嫌だ。なんか違う」

というので、普段通りに戻したら、

「うん。さっきのは忘れて!」

と言われた。(笑)

 

多分、普段、肩甲骨縮めて、おなか突き出して反ってる人には、この説明は効いたんだと思うけど。

そういう人は、たいてい、首がめり込んでるし。

 

私の場合は、できてるかどうかは別にして、反るといっても、まずは胸椎を引き延ばす、よって、肩が下がる。

同時に肩甲骨も下がるが、寄せるのではなく、ㇵの字型に開こうとしてる。

そういう意識で、ホールドを作ってる。

 

ただ単に、肩甲骨を離そうとすると、肩を下げられない気がする。

ちょい猫背気味になってしまうというか。

背中を丸めたほうが、肩甲骨は離れていくもんね。

 

とはいえ、Dg先生は、またちょっと違う感じのホールドをご所望だし、一筋縄ではいかないのだが。