踊っているステップを止めて、

「ここでしっかり前の足に乗ってほしいんだよねえ。乗ってる?」

というDg先生。

 

ん?

中間バランスとまではいかないが、7:3ぐらいでしか前の足に乗ってない。

 

「乗ってないでしょ。もっと前に乗って」

と言うので、

「え?だって、先生のボディに止められてるから、これ以上前には乗れないよ」

(前に乗って欲しいなら、もうちょっと後ろにボディ引いてよ。邪魔なのよ、あなたのボディが。そのせいでここで止まってるのよ)

と思っていた私。

 

一瞬の間をおいて、ふと思いつく。

「も、もしかして、こうしてほしいの?」

と言って私がやったこととは。

 

ボディの位置はそのままで、ヒップだけを前に突き出して、足に乗るということ。

 

その前は、ボディで止められていたので、ヒップが少し離れているような状態だった。

そのヒップをくっつけに行ったという具合。

ヒップの方がボディより前に出てるような感覚。

 

これで正解だったらしい。

 

あばら重視のお気にぃ先生と踊ってるのが長かったため、ヒップ重視の先生と踊ると、今までと違う感覚になる。

ヒップ、ヒップと考えながら踊っていたりする。

 

こないだ、いつもの女性の先生に、

「お気にぃ先生も本当はヒップをつけて踊ってもらいたいのかな?ただ、くっついてなくても気にならないっていうだけで」

と聞いてみたら、

「いや、彼はあばらで踊る人だと思う」

と言っていた。

 

でも多分、スタンはヒップ重視で踊る人の方が多い気がする。

まあその方が、安定はするんだろうけど。