お気にぃ先生の団体レッスンがすべて終わってからの時間に、追加で個人レッスンをお願いした。

でも、結構遅い時間になるので、体調次第ではキャンセルしていいからね、と言って。

 

当日、先生に、

「今日、どうする?追加の個人レッスン、行けそう?」

と聞くと、

「大丈夫ですよ。らふぁえるさんが良ければ」

なんていうので、

「私はいいに決まってるじゃん!」

 

夜のレッスンは、広い方のスタジオで。

緊急事態宣言のおかげで、予定されているキッズクラスが開講されていないので、まだかろうじて使わせてもらえる。

 

団体レッスンでやってるワルツを2回踊ってもらって、それからクイックステップを。

クイックの確認してから音楽で1回踊った後、先生、

「すみません。僕、だいぶ疲れてます」

「そら、団体レッスンで、13人相手に踊ったもんね、今日。女性役も3人続けてだしね。疲れてるよね」

 

私も先生ほど踊っていないにもかかわらず、この前に受けた個人レッスンで踊ったラテンでだいぶ脚の筋肉消耗したらしい。

広いフロアを存分に使って踊って、結構疲れ方が半端ない。

 

それでも、通して踊って、修正して、原曲の速さでも踊って見たりして。

あ~、だいぶ身体が疲労してるな。

でももう時間も過ぎてるから、これで終わりかな。

先生もお疲れだしな。

 

と思っていたら、

「最後にもう一回踊りますよ。音楽変えて」

目をキラリン!とさせて、先生が言った。

おっとー、先生やる気やん!

その有無を言わさないような言い方が、まるで、らふぁえるさん、覚悟はいいですか?と言われたようだ。(笑)

 

疲れていたけど、とにかく最後だと気合を入れて踊ったよ。

この日、言われた注意点をクリアしようと気に留めつつ。

とにかく、出せる力をすべて出し切ったみたいな状態だった。

すんごい疲れた。

 

だけど同時に、すごい満足してる自分がいた。

いつも、これぐらい疲れるぐらい踊りたいのだ、私は。

いつもエネルギーの消費が足りてないんだ、きっと。

これこそが、私が求める思いっきり踊るっていうやつだよ。

 

良い塩梅に疲れてて、余計な力は入らない状態で、目いっぱい身体伸ばして踊る。

やみくもに目いっぱい力入れて踊るのとは違う。

自分が主体的に動くところは動く。

委ねるところは委ねる。

技術的にはまだまだでも、それでも精いっぱい踊れた自分と、それに精いっぱい付き合ってくれた先生に、超満足したレッスンだった。

 

毎回こんなレッスンが出来たらいいのにな~。