アイソレーションといえば、身体の各部位を独立させて別々に動かすことを言いますが。
主に、アイソレーションのエクササイズは、ヒップ、あばら、頭(首)という所になるでしょうか。
以前も書いたと思いますが、ジャズダンスとかだと、アイソレーションは本当にアイソレーションで、あばらならあばらだけ、ヒップならヒップだけを動かすといった感じの振付で、必ずしも連動はさせないというイメージです。
一方で、ラテンになると、ほぼほぼ必ず連動させて動かすと言っても過言ではないでしょう。
そのような違いに、中々苦戦しているわけでありますが。
ところが、先日、前掛け先生の記事だったと思うのですが、読んで目からうろこでした。
ラテンでアイソレーションをして動かさないのは、「手」である、というのです。
繋いでる手は他の体の部位と切り離して、連動させない、と。
なるほど~~~、でした。
確かにその発想は、ジャズダンスではありえない。
だって手をつないで踊らないし。
ラテン独特、ペアダンス独特だな、と思いました。
手、腕のアイソレーションのエクササイズというものはないと思いますが、実際にラテンに必要なのはそこでしょう。
他にも、動かさないという意味で言えば、頭の位置があります。
これも、ある種、アイソレーションを駆使して、実現しているのではないかと。
頭は静かに、みぞおちから下は激しく動く、というのが基本ですから。
単にアイソレーションと言っても、ダンスによっても違いがあって、なかなか奥が深いですね。
同じようなエクササイズをしていても、踊りになったときには、一筋縄ではいかない。
そのダンスらしさにするには、踊り分け、身体の使い分けが必要です。
はあ~~~~~。
なんかまた難しくなったような気が、しないでもない。