ラテン先生とのレッスン。

足がむくんでて、まだ新しめの靴がきつい。

血流がせき止められてるよ~。

 

この日は、私がいつもふらふらするところを重点的にチェック。

まずは、ターンのところ。

先生見てすぐ、なんであかんかわかった!と。

 

私はスリーステップターンをしてたんだけど、先生は、スパイラルさせるリードをしてた!

え、ここスパイラルやったん?びっくり

その勘違いのせいで、先生のリードでバックバランスになっちゃって、ふらついてしまってたらしい。

スパイラルにしたら、少しは安定した。

 

それまで、フォーカスがあかんのやろかとか、いろいろ試行錯誤してたのに、そんな単純なことだったとは。ショック

 

 

次、振りむいて、脚がエックス状態になってるところから、上半身コントラクションして、後ろ脚をロンデで回してくる。

「脚と腕がばらばらで連動してない」

「わかってるよ!できないんだよ」プンプン

 

で、鏡に向かって今一度、先生と並んでシャドーでやってみる。

まず違ったのはコントラクション。

モダンダンスやってると、コントラクションってお腹から骨盤にかけてやるのです。

でも先生がやってるのはもっと上。

なんや、場所がちゃうやんかい。

 

そしてロンデ。

「ロンデ終わったら、ボディはこうなってるはず」

「は?それどうなってるん?」

とまたしても、ラテンな体の傾きというか、高低差に悩まされる。

そんなの自然に出てこないんだってば。

 

終わりの形はわかったが、そこに行きつくまでのボディの動きが、ようわからん。

教えてくれるけど、ようわからん。

 

しかもそのあと、

「もっと低くなってほしいんだよなー」

「って、もっと膝曲げろってこと?」

「そう」

ってやってみるけど、

「無理~~~。もうおばあちゃんやから、膝弱なってるねん」

「まだ若いのに、何言うてるねん!」

「もうそんな若ないもーん」

 

膝が弱くなってるのは本当。

以前、何かのエクササイズをやった後、膝小僧の下の部分が、何か月も痛くなって、もうこれ治らないんじゃないだろうか?と心配になったぐらい。

それで、膝周りの筋力ないんやなって思った。

あの痛みをまた経験するのは嫌や。

 

しかも、その体勢になるには、右股関節をぐっと中に入れないといけない。

そうしようとすると、姿勢を保てなくて、先生が、

「ほら、手を持ってやるから」

と手を持ってくれるも、へっぴり腰になってグラグラで前に倒れそうになるので、

「ムリーーー。ほんまにおばあちゃんみたいやー」

と弱音を吐くと、

「体柔らかいやろ!」

と言うので、

「だ・か・らぁ、股関節は固いて言うてるやん!」プンプン

「あ、そっか」

といつものやり取り。

 

これなあ、細いヒールのシューズじゃなければ、もうちょっとできるかも知らんけどなあ。

今度ティーチャーズシューズでやってみるか?

 

膝をよく使うスタンダードではそんなに感じないんだけど、それは多分、膝を深く曲げた状態で、長く止まってるってことがないからだろうな。

ラテンのほうが、ポーズ的にそういうのがあるかも。

しかも相手とホールドしてなかったりすると、自分の力だけでその姿勢を保たないといけないし。

 

膝が弱いというよりも、膝周りの筋力が衰えてしまってるんだと思うけど、バレエみたいなエクササイズを日ごろからやってないと、なかなかこの辺りは強くならない気がする。

年だからーて言うたけど、でもそれは先生にもわかるらしく、

「確かに、膝とか股関節は、消耗するよな。自分もよく使った後、痛いなと思うことがある」

て言うてた。

 

そうね、ほんまに消耗して痛みが出だしたら、結構大変なボディのパーツだから、そのあたりは気を付けないとね。

このお年頃では、がむしゃらにがんぱって筋力付けたらいい、というものでもない、よね。