社交ダンスって、いろんな楽しみ方がありますね。

競技ダンスとして戦う、コンペティター。

先生とデモをする、デモラー。

パーティーでいろんな人と踊る、社交ダンサー。

レッスンをするのが好きな、なんていうんだろ?(笑)

そして、それらの複合型。

みたいな。

 

で、私は考えるわけです。

私はどれにあてはまるだろ?と。

競技会には興味がある。

決まった相手と練習して、人前で踊るっていう経験してみたい、と。

でも、今の現状は、レッスンするのが好きな人、にしか見えないような状態。

でもそれは私にとっての最終的な楽しみ方ではなく。

 

社交ダンス以前はですね、ダンスというのは表現するものだったのです。

振付家が創ったものを表現するのであり、それは音楽を表現するのであり、たまにはキャラクターを表現することもあり。

そして私自身、振り付けもしたし。

 

で、そう考えると、ま、デモラーが一番近いんですけどね。

社交ダンスで、デモるって、はあああああ?っていうぐらいお金がかかるんですよね。

しかも、2分そこら踊るだけで。

アマのデモなんて、照明もつけてもらえないらしいし。

コスパ悪すぎだし、照明ないなんて気分出ないし。

だからホテルパーティーとか出たことないし、デモもしたことないし。

 

競技会には興味はあれど、競うために踊るっていうのは、ピンとこないんです。

社交ダンスの醍醐味かもしれないけど、パーティーで不特定多数と踊りたいとも思わないし。

 

で、いろいろ考えたんだけど、やっぱり私にとってダンスは、表現なんですよね。

だから感情出しやすいラテンのほうが好きなんだし。

だから、感情うすい感じでしか踊ってくれない先生とデモなんてやりたくないし。

 

で、それは、実際に人前で踊るかどうかにかかわらず、やっぱり表現なんです。

競技会に出たとしても、人前で踊る以上、表現できるかどうかなんです。

レッスンも、そのためなんです。

 

私が受けてる某教室の、ラテン専科やスタン専科は、最後にショータイムがあるのですがね。

その時は、スイッチ入れるんです。

とりあえず、はっちゃけるんです。

レッスンでやったこと、頭の隅に置きつつ、好き~に踊るんです。

それが表現につながるから。

 

また別教室の団体ラテンでも、足型覚えて、ある程度身体に入ったら、先生相手に遊んで踊ります。

先生が気付いてるか知らんけど。

顔見て踊ってくれる先生だと、テンション上がります。

 

技術はあくまでも表現するために必要なので、生真面目に技術のことばっかり考えてなんて踊りません。

そんなの楽しくない。

出来てないこといっぱいだし。

だからどっかで、いかに表現するか、だけを考えて踊る時間を自分で設けます。

それが楽しい。

 

社交ダンスって、競技ダンスという、いわゆるアスリート的な部門があるダンスなのですが、私はやっぱりアーティストタイプなんだよなー、って思うんです。

アスリートなダンサーにはきっとなれない。

 

そして表現するのは、やっぱりあくまでも自分なので、昨日の記事に戻っちゃいますけど、男性に踊らせてもらうなんてのは、ありえないのです。

そんなの踊ってないし、ダンスでもない。

一緒に表現するのはいいのですけど。

 

人前で表現する機会がほとんどないので、つい、そんなことを考えてしまっているのでした。