先週の土曜日の12月9日は、大相撲の熊本巡業の日でしたが、日馬富士事件で変な関心が高まりチケットが2階席しかなくなっていたので、代わりに近くで漫才があるということを友達から聞いてそこに行くことにしました!

しかし、それは『くまもとハートフォーラム』という障がい者福祉のイベントでした。

熊本県庁地下大会議室で午後1時から始まりました。

最初に自閉症のピアニストの田尻久富さんの素晴らしいピアノ演奏。この方はスペシャルオリンピックス世界大会にも出場されて銀メダルを獲得されています。 

次が、お笑い芸人の『あそどっぐ』さんの登場です。








あそどっぐさんは、全身の筋力が低下する難病「脊髄性筋萎縮症」の「寝たきり芸人」です。
合志市に在住しておられます。

生後間もなく難病を発症。
お笑い活動は、特別支援学校高等部の時に、筋ジストロフィーの友人と電動車椅子のコンビを結成し、学内の催しでネタを披露したことが始まり。

2011年よりインターネット生放送へお笑いネタの動画投稿を始めて、2012年には障がい者が登場するNHK・Eテレ番組のお笑い大会に出場して準優勝に輝きました。

今年の8月には、コントのネタを収録した写真集『あそどっぐのネタ集』を出版しました。

とにかく、驚きました。筋萎縮症で寝たきりの『あそどっぐさん』が明るくみんなを笑わす面白いネタを披露しているのです。

そして、次に登場する松本ハウスさん達を拍手と声援で迎える練習をしましょうと観客の皆さんに言って、拍手や声援が少ないと、あそどっぐさんは「みんな、元気がないっ!」と喝を入れるのです。

本当にあそどっぐさんに生きる元気と勇気を与えてもらいました。

ありがとう!

あそどっぐさんも、これからがんばってください!

僕も、がんばります!




小中学生の作文やポスターの優秀作品の表彰式には、くまモンも登場。





漫才コンビの松本ハウスさんの面白く楽しい漫才と、ハウス加賀谷さんの経験に基づく貴重な講演をしてくれました!


本当に感動しました!笑い泣き

ありがとうございました m(_ _)m