スタンダール作の『赤と黒』は家の本棚の『世界名作文学全集』にあって読んだことがあったが、難解な面があり今ひとつストーリーがよく分からなかった思い出がある。

DVDでも一回見たが昔制作されたもので、どうもあまり面白くなかった。

しかし、今日の日本版のドラマにリメイクされた物語で、とてもよく理解できた。

主人公は貧しい材木屋さんでお父さんの仕事を手伝っている。休憩中に本を読んでいると、オヤジから「そんな難しい本を読んでも無駄だ。早く材木屋の仕事を覚えろ」と叱られる。

それでも学校で良い成績を上げて、教会の神父さんに認められ、町長の子ども達の家庭教師に採用されて住み込みで働くことになった。

すると、主人公はこともあろうに町長の奥さんと恋に落ちる。というより誘惑してしまう。

しかし、主人公に思いを寄せる若い女の召し使いに密告されクビになり追放される。

しかし、まだまだ野望を諦めない主人公は実業家に取り入り、娘さんを誘惑して会社を一つ任されることになる。

だが、勝利者になったと喜んだ主人公に町長夫人から実業家に素行不良だという手紙が届く。

主人公は怒り町長夫人を刺してしまう。

主人公は刑務所に。
(原作では死刑になったらしい)

だいぶ原作をアレンジしてあるが、あらすじはよく理解できた。

「目的の為なら手段は選ばず」じゃダメなんだよね!

僕が高校を卒業する時の文集に、ある先生がこんな言葉を書いていた。
「あたりまえのことをやろう。特別な刺激を求めて遂に自分を見失わないように。あたりまえのことを積み重ねよう」と。


【5月25日(水)BS朝日で放送】
あらすじ名作劇場『赤と黒』
"世界の十大小説"にも数えられる「赤と
黒」。筆者は「恋愛論」でも有名なフランスの小説家・スタンダールです。

主人公ジュリアンは貧しい家庭に生まれながら、ナポレオンを崇拝する美しく頭脳明晰な青年。その心は上流階級への憧れと野心があふれていました。軍人として成り上がるのか、聖職者として名声を成すのか。やがて、ある女性と恋に落ちた彼でしたが…。

はたしてジュリアンの運命は?

そして、タイトル「赤と黒」とは何を指すのか?舞台を日本に置き換えた超訳ドラマで、名作「赤と黒」のあらすじをご紹介してくれました。

赤は、ナポレオンの軍隊
黒は、聖職者
を表しているらしいです。

ハイ、それでは歌っていただきましょう。曲は岩崎良美さんでズバリ“赤と黒”です。それでは、どうぞ!🎤🎶

https://youtu.be/fUVVt_nmcpI