結局、今回の世界野球プレミア12大会は良くも悪くも小久保監督のワンマンショー的な印象がします。

国際大会は各国がそれぞれに国の威信というものがプラスされる点もあり野球発展途上国も普段の力以上が出て、日本代表はすべての国際大会で苦戦の連続でタフな試合が多い。

小久保監督は歴代の日本代表の監督としてやる気という点では“満点”だった。

しかし、周りの、各球団やテレビ局やマスコミや選手、そして、自分自身さえ、すべてに“いい顔”しようとし過ぎた。

それが負けたらそこで終了の決勝トーナメントの準決勝の韓国戦の9回の土壇場で完全に裏目に出て、まさかまさかの逆転負けを喫してしまった。

準決勝の韓国戦は、大谷投手が絶好調だった。3点差は決してセーフティリードではないのに何故7回で交代させたのか?それはメジャーが参加した場合の球数制限対応準備が頭にあったのではないか?だが、今回は球数制限のルールはない。大谷の頑張りを結局無駄にしてしまった…。

そして、あの9回になって主審のストライク判定がやたらと厳しくなり則本投手の際どい球がボールと判定され連打され、極めつけは当たったかさえ微妙な打者の肘へのデッドボールの判定。

それから、ノーアウト満塁の絶体絶命のピンチに、不調の松井裕にこの場面で交代。またも、際どい球をボール判定で押し出しフォアボールで遂に1点。

ここで、さらに増井投手に交代。負けたら終わりなのに牧田や澤村は温存?増井の3点は仕方ないだろう…。

そして、まさかの中盤にまさかのヘッドスライディングの盗塁まで決めて大活躍の中田が9回裏ツーアウトながらヒットで最後のチャンスを作った。

さあ、“お祭り男”の松田だ!と期待していたら、これまた、絶不調の中村剛が代打???無念の試合終了。

あきまへん!あきまへん!

しかし、準決勝の8回までは世界チャンピオンといっていい堂々たる姿だった。

今回のプレミア12で楽勝で王者になっていたら逆に将来の為には良くなかったかもしれません。大会の権威もなくなっていたかも。

とポジティブに考えて、次の大会こそ日本の野球こそ世界一なんだと横綱野球をして世界チャンピオンになりましょう❗

最近低迷していたテレビの視聴率も高かったプレミア12の熱戦。

野球ファンの僕は侍ジャパンと小久保監督に「感動をありがとう」と言いたい。

少し野球のシーズンオフが遅れたけど、来シーズンの為に英気を蓄えてください。

って、まだ3位決定戦が残っているか。

もう一頑張りだ!

フレー!フレー!侍ジャパン!


I'd like to say to The Samurai Japan and Kokubo Director “Thank you very much for your impression”.