現在の日本の2つの大きな問題、「安保法制」と「五輪・競技場」は、今国家存亡の危機に瀕しているギリシャと大きくシンクロしているのは大きな歴史の分岐点ではないでしょうか。
古代ギリシャは民主主義が生まれ、文化・神話・哲学・建築などが発展を遂げ世界の文明の源流ともいえる。
オリンピックが発祥したのも古代ギリシャです。
日本も第二次大戦後に驚異の発展を遂げ“Japan as Number One”と世界中から絶賛された時期がありました。数千年の歴史もあります。
しかし、この2つの国が大きな危機に瀕してします。
平和憲法を解釈を捻じ曲げて、国民の理解もほとんど得ないまま強行採決しようとしていたり、国に天文学的な膨大な借金があり国家破産の危機さえあるのに2500億円とも3000憶円ともいわれる奇妙奇天烈なメーンスタジアムの建設を、これまた強行しようとしています。
この2つの歴史ある国が、民主主義の危機、経済の大きな危機に瀕しています。
この大きな危機に、あくまで真理を大事にして知恵と善を行うことを主張して、命懸けで真理を主張するソクラテスは現代の両国には現れないのか?
ソクラテスは勿論一人ではなく、危機感を持った国民の輪が広がっていけば、強く大きな力になっていくと思います。