昨日も気温が低いながらも穏やかな晴天でした。私の田舎も含め、桜は昨日迄の場所が少なくないようですが、これから桜の花が咲こうとしている、もしくは花が盛りを迎えようとしている場所もまだまだありますから、日本列島が桜前線北上中なのは確かですし、花見の余地は大いにあると言うものです。
私は昨日も朝から仕事でしたし、もう何年も花見には行っていないままです。花見には全く執着していないのもありますが、おそらく今年も花見をしないまま春を過ごすでしょう。もっとも先日の神戸での武活の際に随分話題になっていた敦盛桜と言うのが気になっていて、来年の春にこれ目的で須磨に花見に行くかもしれません。もし実現すれば、先祖の関係でまたブラックユーモア成立です。まぁ、神戸に一歩足を踏み入れた時点でいい加減そうなっていますが。
歴史ネタと言えば、昨夜、NHKのBSのほうで、世界の悪女と言われている面々を取り上げている番組で日野富子特集をしているのを視ました。ここ最近、南北朝時代から室町時代が話題になっていて、応仁の乱辺りは特にそうなっている代物の一つですが、私に取ってはそうなる以前から何故か気になっているものがあるので視たのです。この人物、悪女と言われている歴史上の女性達についての小説を書き続けている瀬戸内寂聴さんがえらく気に入っているらしい。私はその小説をまだ読んでいませんが、小説中では随分はっきり物を言う女性となっているようです。番組での彼女は、本当は悪女とは程遠い人物だった旨。江戸時代以降の女性がでしゃばるのが嫌いな男連中が悪女に仕立てて来たのが原因で悪女と言われて来たそうです。
あと、室町時代は身分を問わず、女性も男性に負けず劣らず働いて稼いでいるのが普通だったそうですが、一億総活躍とか何とか誰かがわざとらしい言い方をしているくせに特に女性が全くそうなっていないし、未だに男性だけに働いて貰って自分は三食昼寝付きの玉の輿に楽して得して乗りたがる女達が存在している今現在よりもかえって女性が活躍出来ていた時代だったのかもしれません。最近の日本は子供の人口どころか、労働者人口も以前よりかなり減って来ていると言うのに、女性の賃金を男性のそれより低く設定しているままの職場も相変わらず多いですね。よくよく女性が働いて稼ぐのが嫌な男がこの国はまだまだ多いようですね。
昨日は仕事やら眠気やらで結局ブログ更新が出来ませんでした。今もべらぼうに眠気が酷いので、これから寝ます。尚、昨年3月4日午後0時過ぎの城彩苑行きは後程。もう暫くお待ち下さいませ。