「オーム・シャンティ・オーム」第二幕開幕を告げる紅ゆずるさんのアナウンスがあり、第二幕が始まりました。
ラージェーシュ・カプールの息子オーム・カプールが誕生して30年後。そのオーム・カプールは国民の息子と呼ばれる程の売れっ子スターになっている一方、30年前に国民の恋人(国民の…と聞くと、韓国かと思ってしまいましたが)と呼ばれた当時の売れっ子スターのリシ・ガイとその父スバーシュ・ガイは今一つパッとしない立場の上、何故か不思議な事に父子揃って腰に来ていたりします。尚、元ネタの映画ではリシ・ガイはリシ・カプールですし、二人は父子ではありません。但し、リシ・カプールは嘗て売れっ子スターでしたし、今でも俳優ですし、二人共に実在の人物です。
オーム・カプールは宝塚版では元ネタの映画以上に我儘な感じですね。父親の存在感も強いです。
第二幕はそのオーム・カプールが30回目の誕生日のを迎える場面から始まりましたが、その日(勿論、先月28日ではありません。)、四時間遅れでやる気今一つ無しでスタジオ入りし、監督のスバーシュ・ガイに「やっぱりここはディスコで」とか何とか好き勝手言った上でその場面の撮影が始まると、炎のエフェクトの中に幻が見え、彼は恐慌状態になって撮影延期となってしまいました。
このディスコの場面では元ネタの映画中の曲が同じ場面で使用されていますが、宝塚版の訳詞の内容は元ネタの映画のそれとは若干違っています。あと、元ネタの映画だとこの場面でシャー・ルク・カーンの肌露出がありますが、宝塚版では予想通りそれはありませんでした。因みに、私はこの場面でのシャー・ルク・カーンの肌露出の物真似を某所で神戸の重盛兄さんにやらせましたが、重盛兄さんも勿論肌露出していませんので念のため。
「オーム・シャンティ・オーム」第二幕は始まったばかりですが、この続きはまた明日。すっかり朝になりましたので、今日はこの辺りで。