重衡兄やん、私より背丈があるのに、跪くのは嫌、とは不思議な事を言うものだと思いましたし、跪かなければならないと思い込んでいるのも何だかねぇ。発想に融通の効かないものがあるのかもしれません。
私は兄やんに、「じゃあ、私より兄やんが上に見えるか同じ目線になるようにしますか。」と言ったら、兄やんは納得しましたので、ここで写真を一枚。

左下の指輪は私物です。これを御覧になれば、私がどうしたかったかお分かりでしょう。はっきり言って失敗ですね、全く別の光景になっていますから。しかし、ここで負けて堪るかと同時に思っていました。重衡兄やんとはまた暫く話していましたが、私は兄やんに一切媚びる事はありませんでしたし、今でもありません。
一応一通り話し終えると、私は兄やんに再び挨拶して、後ろで順番待ちをしている面々に順番を譲って、次の面子を当たる事にしました。
おもてなしの時間に余裕がある訳ではありませんし、次の面子でこの日は終わりそうですが、果たして…
この続きはまた明日。夜も更けて参りましたので、今日はこの辺りで。