慌ただしい二日間 その26 | Mona Khalifaのブログ

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春日大社国宝御本殿に戻ります。
バカップルに呆れつつ遥拝所からの道を下り、左手に見事な山藤の花を眺めながら進み、影向門を右手に確認してもそこをくぐらず無視して角迄行き、右を曲がって桜門をくぐると、
特別参拝が終わりに近付いて来ました。
桜門の隣の門は南門です。
しかし、桜門をくぐったら、左に曲がり、暫く進むと右に小さな建物、左に右のそれより大きな建物が見えます。
この左の建物に注目しましょう。
この建物は幣殿と言い、3月13日の春日祭で勅使が御祭文を奏上されたり、御神楽の折には祭場となる重要な建物ですが、実は、これが私が先程神様を拝んでいた建物だったりします。通常は参拝所になっていますので。尚、この幣殿は直会殿や移殿と同じく859(貞観元)年の創建で、重文になっています。藤浪之屋も重文ですが。
幣殿の右手に階段道があるので、行きましょう。少しこの階段道を進むと、左に庭が見えて来ます。この庭は林檎の庭と言い、平安時代に高倉天皇がこの場所に林檎の木を献木された事からこう呼ばれます。祭典の折には神楽や舞楽等の神事芸能が奉納されます。
この庭には確かに林檎の木がありますが、まだ一応春でしたから、実は流石に成っていませんでした。ところで、日本に林檎が伝わったのは一体いつでしょうか?朝鮮半島の場合は日本の江戸時代の頃と聞いているのですが。
階段道の右には、高い順に争いを解決に導く青榊神社、交渉を纏める辛榊神社、幸運を導く穴栗神社、安産の井栗神社のお社があります。これ等の神様にもちゃんと挨拶しましたので念のため。
挨拶を済ませて階段道を下り、振り返ると
背後に
NEC_3911.jpgこんなに立派な藤の木が。花も勿論立派です。
そして…
















この続きはまた明日。そろそろ夜も更けて参りましたので、今日はこの辺りで。