何かを決めるときに、
誰かに相談することはよくありますよね。
最近、ある女性経営者と話をしていて
少し思うところがあったので、
こちらでシェアしてみます。
先日、私が彼女に1つ提案をしたときに、
「主人に聞いてみます」と仰ったのです。
お金が絡む話だったので、
すぐには決められないんだな、
たしかに相談も必要かもしれないな、
と思いました。
ですが、一方では、
違和感もありました。
「主人?自分で決めないの?」
みたいな感じです。
彼女は経営者だし、
今回はビジネスの話でしたので、
余計にそう思ったのかもしれません。
ちなみに彼女は、
お主人に相談されたうえで、
ご自身のプランを表明されました。
このプロセスは、
主婦にとってはごく普通なのでしょうね。
経営者としては判断は遅れますが、
急いでいなければ結果的にはOKなのでしょう。
話は変わりますが、
私の勤務先の女性の部下に、
細かく相談をしてくる人がいます。
二度手間を避けるためにも、
相談自体はもちろん構わないのですが、
ある日、私は彼女に、
「いったん自分で考えて、
自分の答えを持って質問してください」
と言ったことがあります。
いったんは自分で考えてみないと、
判断力がつきにくいですからね。
私はこのブログで
やりたいことをやりましょう、
みたいなことをよく書いていますが、
そもそも、
どうしたいのかという
自分の考えがあることが前提です。
もしあなたが主婦やサラリーマンで、
普段は夫や上司の決定に従っているのなら、
今後何かを決めるときには、
いったん自分で考えて、
自分なりの答えを出してみましょう。
正解か不正解かは二の次でOK。
まずは自分で考えるという
習慣があるかどうかです。
環境の変化が大きい世の中では、
リスクを伴う意思決定をする機会は
以前よりも増えていると思います。
また、真偽が定かでない情報も多いです。
情報に振り回されずに
納得のいく意思決定をするためには、
普段から自分の考えを持ちたいですね。
自分の考えが常にベストとは限りませんが、
自己責任を健全な形で受け入れた方が
最終的には収穫が多いだろうと
私は思っています。