お読みいただきありがとうございます。
仕事でも、人間関係でも
つい「無理しちゃう」こと、私達は大得意です。
これをやってしまう時、裏側にあるものは
他人を思いやる気持ちが強い人ほど陥りやすい
「自己犠牲」の心です。
自分の事はさておき、誰かのために奔走する姿は
見ていて痛々しいほど。
すごくありがたいのですが、
どこか辛そうなので、
受け取る側も素直に喜べない、
そんな悲しい現象を起こしてしまいます。
どうしてそんなことが起こるのか。
それは、行動の動機が
「嫌われるのが怖い」という恐れだから。
更に、怖れを紐解けば
過去のどこかで創ってしまった2種類の感覚が
原因であることが多いです。
何もしない自分は価値がない、という「無価値観」。
自分は何もしてあげられない、という「罪悪感」。
この感覚を徹底的に癒すことが、
外側を拠り所とする「他人軸」の生き方からの
脱皮に繋がるのです。
そうすると。
動機は
「相手を喜ばせたい」「与えたい」に変わります。
それができる自分でいるために、
適切な時に、「自分を労わる」「自分に与える」を
許せるようになる。
「やらなくちゃ」ではなく
「やりたいから」という
選択肢のある生き方に変わります。
「自分軸」への転換ですね。
頭でわかっていても、
私達はやっぱり「無理しちゃう」が大得意。
「ついうっかり」、やるでしょう。
その時は、「またやってる!」と気付ける自分でいましょうね。
日々の行いは、ご自身の前進を促す鍵なのです。
ではまた。
皆様の人生を応援しています。