私は片付けできない人です。

小学校の頃から
大人になって
家庭ができても。

いつも片付かない。
すぐに空間がぐちゃぐちゃになる。

診断の布だけが
別人のように片付いていました。
それもあとで理由がわかります。

片付ける脳みそが無いんだろうと
諦めていました。

きっとコツがあるんだろうと思い

片づけのモモさん

という、お片づけを教えてくれる職人さんに
片付け方を教わり

沢山のものを捨てることができて
だいぶんすっきりしました。

片付けって、こうやってするのか!
と目から鱗が沢山落ちました!


だけど。。。

しばらく経つと

また家は

おどろおどろしいほどに

散らかってしまっていました。





そんな我が家が

とあることをきっかけにして


たった1日で


ピカピカのゾーンが

ぼーんと生まれ


日に日にピカピカのゾーンが増えていく。



手が勝手に動く。

あんなに苦痛で

やらなくちゃいけない

と無理くりやっていた掃除や片付けを


無心でやってる。

ということに。。。




私に何が起きたのか。




私はたぶん、これまで
自分の住む家を愛していませんでした。

いつでも離れられるような愛着のなさ、

乱暴にいえば
どーっだっていい空間。



家がないと困るから
そこに、住んでる

それくらいの感覚。


ただ

あまりに散らかってると

さすがに不便だし
気分もよくないし
何よりちゃんとしていなさすぎ、

という理由で

片付けたり掃除はしましたが

そのときの心境としては



あーあ限界きたわ

とノロノロと片付け

10分もやるとぐっったりしてしまう。




なんとなく巨大な
ドロドロの空間を
突っついては終える。


そんな感じでした。


それが

とある出来事をきっかけに

私は
家(ハウス)を
忌み嫌っていた。
大嫌いだったけど
渋々向き合っていたんだ。

と気づいてしまって。


その原因がわかった途端に

家、嫌いになるの
やめよう。


ってストンと思えたんです。


そしたら

どんどん目につく。


ここキレイにしてほしい

ってこの場所が言ってる気がする
↑↑この辺はコワイ↑↑ですね💦


で、その原因にまつわるものも

前は絶対にしまえなかったのに

サクサクしまえて。



捨てるべきものは
捨てる

というこれまでの
断捨離の仕方も


捨てなくていいよ。
満足行くまで
とっておいていいよ。
自分のために。
しまっておいていいよ。
ムダじゃない。
自分がとっておきたい、
と思うんだから。


という基準で

捨てる、捨てないができるようになり


捨てる度に
自分の心を傷つけて
その痛みを無視するような感覚が
なくなりました。


どんどん家が見えてくる。
どんどん答えが見えてくる。



ああ。
家の中を見るって
こういうことか。

「わたしの」家。なんだ。。。


と思ったときに。




診断セッションのときに


鏡越しに
自分の顔を
見ているけど、
実は見ていなかった
クライアント様たちを
思い出しました。



前にも書いてますが

私はカラー診断するときに

鏡の中のご自分の顔を
よく見ていただきます。


そのときに、

形式的には
動作的には
見てるけど

心の目は、
ご自分の顔を見ていない、
逸らしてるなあ、

と感じることがよくありました。


その理由は様々ですが


痛みからの防御癖

だなあと感じていました。


ご自身を
護ってきた術であったと
尊重しつつも

その目を
開いていただく

というナイーブな挑戦を
してきまして。


ああああ。
そうか。

お片づけも同じだ。

家を片付けなくちゃいけない

家を愛してはいない状態で
そうしなくてはいけない

という動機では

家は永遠にキレイにならない

でも

この家を愛そう

と決めた途端に


なんのテクニックもなく
家がどんどん整っていく

美しくなっていく


これは

私のお伝えしている

あなたを生きる、につながる
服選び

にも通ずる、と。


自分を愛することを
やめた、とめた、理由は

きっともう
無意識にしまいこんで
しまわなければ
耐えられないほどの
強い何かがあるのかも
しれません。

私にその全部を
取り去る力は
ないかもしれません。


でもきっかけにはなるかも。

と。


そんな思いをこめて
これからも服色コンサルセッション
心を込めてしていきます。


長文をお読みくださり
ありがとうございました。😊

服色コンサルタントの石井朝子でした。