ぴろんは。
作文が得意で。まんまを伝え。ぴろんの目線で感じた事を文にするのが得意で。
新聞や市の広報に掲載されたこともある。
バス通学についておもうこと。
学校のシンボルツリーの落ち葉杉への想い。
四年生の担任が。
当時日記は毎日の宿題だったので。クラスの出来事を書いた日常がよく書けていたらしく。
三学期給食終わりのほっこりした時間に
ひろちゃん。昨日の日記。皆に読んで。
と提出した日記帳を渡された。
内容は。
跳び箱。
まあ運動音痴なんで(特にマット運動系)苦手なんですわ。いつまでたっても跳べないんですわ。。
で。見かねた。クラスの中の悪ガキ問題児3人組が
(自分達は余裕で跳べる)
ひろこにアドバイスするんです。こうしたら跳べる。ここを直して手をここに着いて。そしたら最後に跳べた。と言う感動のストーリーですわ。
ホンマの話やで。盛りなし。
いつも終わりの会で。悪い方で名前が出る3人には実はこんな一面があるんやで。
て話やん。
彼らにありがとう。協力。励まし。とか臭い言葉使わずに書いた文章。
で。その時。文集作りの時期だったので。
自分の日記帳から1つ選んでクラス文集にしましょうてやつ。
ぴろんはこの跳び箱をせっせと文集の原稿に書き写した。
文集ができあがり。皆の文章を読んで。
固まる。。
ぴろんの名簿の1つ前と1つ後ろの女の子。
題名 跳び箱。。
あらすじ同じ。内容薄い。描写が薄い。あほや。
悪ガキ3人ではなく。イケメン三人が教えてくれたらしい。
文集すぐ閉じて名簿1つ前の子に詰め寄る。
これ。ひろちゃんの真似やんな?
この前給食の時発表したから。真似したんやろ?
その子の一言
『私の方が名簿先やし。。』
こんなわかりやすい事があってええのか?
先生も印刷する前に提出の段階でなんで?
怒りを母に言う。
ひろちゃんの文章!前の子と後ろの子がまんま真似して。見て!この文集![]()
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母が文集よむ![]()
ひろちゃん。
読んだらすぐわかるわよ。。
真似した(内容のないあらすじだけの)文章と。
そうじゃない文章。ひろちゃんのはよう書けてるね。すごいね。
これでもわだかまりは溶けてない。
お母さん。先生に一言言うてよ。
って当時思ってた。。
少し話を令和の今に戻そう。
娘がオケとの共演に選ばれた時。ソナチネが課題曲で難易度は高くない。。
選ばれパンフレットに名前が載り。学校に貼り出される。
ぴろんのあの事件と同じ現象がおきる。
娘にソナチネのあの曲なら私も弾ける。あんなくらい弾ける。簡単やん。私なんてもっと難易度の高い曲にチャレンジしてる。コンクールも出てる。
こんなん言われた
と車で娘が呟く。
譜面は簡単やろな。お稽古の中のソナチネは通過点の1曲やな。
ただ。オケの音を聴き。あの曲を会場の皆さんに届ける。曲は難易度違うな。
キミはその子の言葉で左右されてる場合ではない。
選ばれたんやで。
娘にはここまで。
ごめんな。コンクール常連さん。
ぴろんの耳は。昔々キミが授業参観で発表した
オルガンの音でもうシャットダウンなんよ。
この子。。ない。。上手いかしらんけど。
センスない。耳わるい。(これは。耳のパーツを貶してるんではなく。音を聴いてないの意味)
たいしたことない。
賞レースが好きなお家やな。
ぴろんは。あんまり娘にダメージがかかるなら。
このお宅に。
それぞれの音の追求の仕方があるから。
貴女は貴女でやらはったらよろしい。。
要は黙れってこと。
て言うてまうな。。![]()
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話がだいぶ昭和から令和にスリップしたな。
