年が明け2024年になりました。

年明け早々北陸の地震と羽田空港での大事故と・・・大変なお正月になりました。

お亡くなりになった方々にはお悔やみ申し上げます。

被災された方々、お見舞い申し上げます。

早く明るくパチンコでも打てる日がくることを望んでいます。

 

気持ちを切り替えて前回の続きです。

マルホンは意外に先駆的なメーカーで、時代のトップを走っていた一面があります。

 

まずはデジタルの回転時間です。

アタッカー開放が最大10回ながらおまけチャッカーのあったロータリーセブンです。

この機種、現在では当たり前の『保留の数に応じてデジタル回転時間が変わる』仕様になっていました。

当時このような機能のあるメーカーはまだなかったような気がします。

昔は保留が何個点いていようが回転時間は一律な機種ばかりでした。

マルホンはいち早く打ち手のことを考えた台を作ったと思います。

 

そして大当たり中の音楽

前回の記事にも書いているリバース2です。

この機種は大当たり中の音楽として

①Vゾーンに入る前

②Vゾーン入賞後1~10Rまで(9Rだったかも)

③Vゾーン入賞後11~15R

④最終ラウンド(16R)

4つも音楽がありました。ラウンドによって音楽が変わる機種も当時の台の中では私は思い当たるものがありません。

 

リバース2のVゾーンは独特でした。

アタッカーの形状はごく普通のありふれた物でしたが、Vゾーンの穴に入賞すればOKではなく、Vゾーン手前を真っ直ぐ転がって穴に入らないと入賞と認められない謎仕様でした。

このおかげで斜めから穴には入ったのにパンクしたことがあります。

 

先駆的なマルホン、次はデジタル。

スパイ大作戦という台です。

 

この機種縦にデジタルが並んでおり、横スクロールでした。

そう、今も現役活躍中の海物語シリーズと同じなんですが、こちらの方が先に出ています。

当時このような台はなく、マルホンが先駆者だったと思います。

 

またこの機種はスペックも個性的で、3分の1で確変次回まで継続という現金機(確変中は電チューが開きやすくなるだけで大当たりの確率変動はなし)なんですが・・・

確変図柄で当たると最大ラウンドが8回で出玉が少なく(それでも1200個くらい)、通常図柄だと16回で出玉2400個でした。

当時はまだ当たり図柄に応じて出玉が変わる機種は少なく(これに関してはこの機種が初ではありませんでした)、この仕様によって初当たり確率は高めでした。1/219だったと思います。

今だと、この機種とは逆に確変図柄で出玉を多くし、通常だと少なくして高低差をつけようとする気がします。

しかしこの機種は通常図柄でガッカリだったとしても出玉がしっかりあり、持ち球で次の当たりを十分に狙える良心的な機種だったと思います。

 

マルホンのことはもう一回書こうと思います。

今日はここまで。