今回はデジパチのパンクに関して。
デジパチのパンクは、おまけチャッカーのあった旧要件機はゲーム性のひとつだったと思います。
『 出玉を取るか、継続を取るか 』
今のパチンコしか知らない人からするとなんのこっちゃって話ですが、旧要件では(最大賞球13個×最大ラウンド10R×10カウント=1300個)の出玉を更に増やすために、苦肉の策『 大当たりで開いたアタッカーに弾かれた玉が通常よりも極端に入りやすくなるチャッカー 』が搭載されていました。一般的には出玉が多い機種程パンクのリスクがありました。
私が思い出深いのは、何度か書いていますがやっぱり奥村のローリングセブンです。
デジタルの上がアタッカーで、その上に谷型になっている釘配列があるのが分かると思います。
そこを通った先にVゾーンがあるんですが、入賞口までの距離が思いの外あります。
で、せっかく玉が来ても真っ直ぐ転がらずに左右に逸れてしまうことがしばしばありました。
特段出玉の多い機種ではありませんでしたが、この構造のおかげで大当たり中はいつもヒヤヒヤ・・・実際に何度もパンクを経験しています。デジパチで唯一1Rパンクを経験している台です。
大好きだった三共のフィーバーシリーズは、旧要件では似た(ほぼ同じ?)ゲージの台が多くありました。
代表としてフィーバーフラッシュ1
釘だけ見るとパンクしやすそうに見えないんですが、アタッカー真ん中に落ちてきた玉が入賞の直前にヒョロっと左右に行ってしまうことがよくあり、これも大当たり中はいつもヒヤヒヤでした。
ですが奇跡的に?パンクした記憶はないです。
私が打っていた熊本市では出玉の少ない店が多く、アタッカーに早く入りすぎることが多くてそれが辛かった思い出があります。
おまけチャッカーが廃止された新要件でもパンクは度々起こりました・・・まずはフィーバースパークED
フィーバースパークは3種類の兄弟機がありましたが、共通の特徴がありました。
それは『 開いたアタッカーとガラスの間に玉が挟まってアタッカーに玉が入らなくなることがある 』こと。
これはキチンと止め打ちしない限り起こりえることで結構な頻度で経験しました。
台をどついて解消することもたまにありましたが、挟まってしまうと店員に開けてもらわないとほとんど解消しません。
必死に店員を呼んでも間に合わずパンク(エラー)となったことが何度かあります。
新要件で、特にトラブルはなくともパンクしていたのは京楽のアップルライン
アタッカー上の釘から、玉が真っ直ぐストン!と落ちないとVゾーンに入賞しない構造で、ちょっとでも逸れると弾かれてVに入りません。
普通に玉がアタックしているのに、全部弾かれてパンクしたことが何度もあります。
これは明らかに構造が悪いと思いましたね。
だったら打たなきゃいいのに、大負けもなく遊べる台で好きだったんです。(大当たり確率1/205 出玉2300個のノーマル機)
新要件の三共系のデジパチでは、アタッカーに玉を一個貯留して、アタッカーが閉じる際にV入賞する構造の機種がいくつかありました。
フィーバービューティフルⅡ、フィーバークイーンⅡ、フィーバールーセントD1等・・・
これはフィーバールーセントD1
これらの機種はアタッカーが閉じる瞬間にアタッカーに飛び込んだ玉が、貯留された玉を弾いてしまってパンクすることがありました。
私はフィーバービューティフルⅡではパンク経験がありませんが、ルーセントとクイーンでは1~3回は経験があります。
最後に・・・普通パンクしないだろって台なのになぜか一回パンク経験があるのが・・・
平和の弾丸物語
弾丸は『だんがん』です。『だんまる』ではありません。
超オーソドックスなゲージで普通に玉がとんでいたにも関わらずなぜかVゾーンに入らなかったんですよね。
12Rパンクだったと記憶してます。後半でのパンクだったので目立たなかったのが幸いです・・・。