まだまだ続くよドラムの話
次は・・・フイーバーアラビアン(CR及び現金機)
実は私はCR版は一度も打っておらず、現金機版しか経験がない。
別名が「スーパーアラビアンクイーン」と呼ばれていたが、やっぱり三共のデジパチには『 フィーバー 』の冠は絶対必要だと思った。
三共のドラムとしては、連続予告(前兆フラッシュ)を初採用した台だと思う。また、ドラム全体がガタガタ揺れるアクションを採用したのも初めてだったと思う。この、ドラム全体が揺れるアクションは後続の多くの台で採用されている。
予告とリーチに様々な法則があり、大当たりが事前に分かることもある台だった。
CRフィーバークイーンJX
フィーバークイーンの名前が付き、ハッキリと後継機であることを宣言しているわけだが・・・
実際には見た目が似てるだけで全くの別物であった。
ドラムとしての特徴は、フィーバーネプチューンとは異なる全回転が搭載されていたこと。
3本のリールが揃った状態で小刻みに動くもので、なかなか思わせぶりな動きであった。
業界の黒歴史である確変5回リミッターのある機種で、実はこのクイーンJXはあまり打っていない。
リミッターのある機種では平和のCRルパン三世Kと、豊丸のCRデラマイッタJ3の2機種をよく打ち、それ以外はあまり打っていないのだった。
この頃のルパンは凄く面白かった・・・・
フィーバーメガクイーンEX(CR版と現金機版)
この機種は現金機版をよく打った。
現在でも通用するであろう滑らかなドラムアクションと秀逸なサウンド・・・完成度は高い。
名前にクイーンは付くのだが、元祖のフィーバークイーンらしさはどこにも感じなかった。
フィーバーギンガにあったジリジリアクションを搭載していたが、ギンガよりも動きが滑らかになっていた。
連続予告として、メガビームと名付けられた右リールのスベリがあった。
以前に書いた気がするが・・・私はこの「 保留内での連続予告 」は、機種問わず好きではなかった。
例えば保留満タン時に連続予告が始まり、3回目でリーチになったとしてそれがハズレた場合、残りの保留には何の期待も持てなくなったから。
昔は均等だった大当たりの期待度が、スーパーリーチや予告の搭載で変化が出てきたことは仕方ないことなのだが、ほぼ当たりの期待が出来ない状態が作られてしまったことは残念だった。
この頃は他メーカーもこういう連続予告を使った機種があったが、その後規制で禁止になり、私は嬉しかった。
規制後は、ひとつの保留で何回も連続予告を出す形式に変わっていった。
フィーバーメガクイーンにも全回転があったが、この機種の全回転は独特で、1周する毎に揃い方(揃う図柄とライン)が変わるというもの。
3周目になると確変当たり(もしくは最長時短当たり)が約束される仕様で熱かった!
昔はドラムばっかり出していた三共もこの頃には液晶機がかなり増え、メガクイーン登場からしばらくはドラム機が登場しない時代になってしまう・・・
そして待ち望んだドラム機が登場した時は、それはそれは嬉しかったものだ。
で・・・その話は次回。