これまでブログの中でちょこちょことは書いていることだけれども・・・
出目の表示形式として最も好きな『 ドラム 』しかも三共のドラムの歴史を、私が見てきた範囲内で書きたい。
話はドラムのことを中心に、それ以外の特徴はさらっと書くつもり。
私が出会った三共ドラムの台で最も古い機種は、フィーバーアバンテⅦ
なのだが・・・悔しいことに、私はこれを見ただけで打っていない。非常に悔やまれる。
おまけ付きの旧要件機なのはもちろん、ドラム制御が(自身詳しくはないが)センサーでドラムが揃っているかどうかを確認する方式で、リーチアクションがない貴重な台だ。
また、当時のドラムパチンコは、ドラム+上のデジタルで当たりハズレを決めるのが主流で、このアバンテもドラムが揃っただけでは大当たりにならなかった。ドラム制御の関係上、ドラムだけで出目を作るのが難しかったことが理由のようだ。
当時は実際の確率と外見上の出目(確率)に著しい差があってはならないルールがあった。
次に・・・フィバーレクサスⅤ
三共のドラムの歴史を語る上で欠かすことが出来ない革命的な機種だと思う。
大きな革命はドラム制御。当時既にパチスロで使われていたステッピングモーターを採用し、回転角度や出目、回転スピードをコンピューター制御できるようになった点だと思う。
これによってリーチアクションがドラムでは初搭載され、大当たりラインを増やすことでドラムの出目のみで当たりハズレを決めることも出来ることとなった。
ドラム制御が関係していたのか定かではないが、この機種で意図的な連チャンが仕込まれていたことも革命的。
リーチアクションが搭載されたとは言っても、最終停止リールがスローになるだけで、現在のレベルからするとスローとはいえかなり速い。
個人差はあるが、普段の回転スピードよりは図柄が認識出来る程度の速度。
だがこれに慣れると、この速度だから良かったという感じはある。
当たりもハズレもビタ止まりのみなので、『おぉっ!!』と、当たった時にはほんとにケツが浮いていた。
しかし実はフィーバーレクサスⅤはリーチ時最終停止リールの進行コマ数が常に一定で、リーチ開始時の出目を完全に認識できれば当たりハズレが事前にわかるという作りになっていた。
ドラムが進化して、ゆっくり進んでじらすようになってくると、ケツ浮き当たりが途端に減っていき残念に思ったものだ。
次がフィーバーレクサスⅦ
レクサスⅤとはゲージとドラムパーツは同じだが出目は異なり、写真のようなダブルリーチがドラムで初搭載された機種だ。
連チャンの理屈は若干違うが、意図的な保留連があったのも共通点。
こちらの方が連チャンは激しかったが初当たりが厳しかった。
また、音楽もⅤとは異なる。
ダブルリーチだからといって当たりやすいわけではなかったが、保留玉でダブルリーチがかかると、気持ちはもらったも同然だった。
リーチアクションはⅤと同様だが、Ⅴのように進行コマ数が常に一定ではなくなったので大当たり判別は不可能。
三共ドラムは、しばらくはこの『最終停止リールが(今のレベルからするとかなり速いが)スローになるだけ』のリーチアクションが続く。
そういえば最終停止リールがⅤは中リールだったがⅦは右リール。
基本的に三共ドラムの最終停止リールはほとんどが中リールだ。(ドラムの停止順が左→右→中)
最終停止が右リールになるのは、これ以降ではフィーバースパークシリーズと、フィーバーオールセブンⅡ、フィーバーキャッスル、フィーバー億万長者か?
三共ではないが大同のフィーバールーセントDⅠも右だった。思い当たるのはこれくらいだが・・・まぁまぁあったな(笑)
今回はここまで。