思い出の台としては新しい部類になる、CRサイころん(平和)

↑CRサイころん(平和)

大当たり確率 1/337

賞球5&15 出玉 2300個

確変突入率 4/15以後2回継続

 

CR機が1991年?に登場してからの機種の変遷を簡単に書くと、CR登場当初は、市場を賑わせていた現金機の連チャン機などよりはマイルドなおとなしい機種が多かった。

↑最初のCR機と言われている、京楽のCRフラワーショップ

正直言うと見たこともない。それくらい設置されていなかったはず。

確率は現金機並みの確率で、1/5位で確変に入って確変は次回までとかそういうスペックだった。

外見は、いかにも当時の京楽ぽい。京楽ぽい液晶表示。京楽ぽい釘構成。京楽ぽい電チュー。

 

上記のようなスペックなら、まだ現金連チャン機の方がマシと誰しも思っただろう。

そこへCR機最初の爆裂機、西陣の花満開が登場

15種類の図柄のうち、3か7で当たると確変に入り2回継続なのだが、確変状態で当たる時は3か7の図柄で意図的に当たりやすくなっており、突入率は低いが一度突入すると大連チャンの可能性があることで大人気に!保留玉連チャンも(確率は低いが)あったことも人気の一因としてあるだろう。

 

ここから一気にCR機の門戸が開き・・・

確変突入率1/3 以後2回継続という、CR機のスタンダードを広めたCR黄門ちゃまが大人気に。

そしてこのスタンダードなスペックの爆裂機が次々に市場に登場することとなった。

しかし!この手の機種は初当たりの確率が、全機種ほぼ1/400・・・・これまでの現金機が概ね1/240前後だったことを考えると、各段に当たりにくくなった。特に、ちょっと遊びたいというライトユーザーには辛い確率で、パチンコがどんどん気軽に遊ぶものではなくなっていった。

 

そこへ登場したのが、今回紹介するCRサイころんのように、フルスペックの機種よりは遊びやすくした機種。

初当たりの確率を上げ、連チャン率を少し落としたタイプだ。

確率がよくなったとは言っても1/337で、簡単に当たるものではないのだが、実際打つと1/400よりは随分当たりやすいという感覚を持てた。

(アレジンやアレンジマン等の例外はあるが)基本的にマイルドな台を好む自分好みの機種で、90年代のCR機の中では、このサイころんを最も打ったかもしれない。同時期だったと思うが、同じようなコンセプトの、三共のCRフィーバーギンガよりはサイころんの方を多く打っている。

フィーバーギンガは、ドラム好きの私なのでもちろん好きだったのだが、確変図柄のVが、横一直線のみ有効で斜めに揃った時の虚しさが辛く・・・・サイころんの方が打つ機会は多かった。

 

当時打っていた店ではデータカウンターのような物はまだなかったと思うのだが、サイころんではそれ程大ハマりした印象がない。

都合の悪いことは記憶から消えていく人間の性質もあると思うが(笑)・・・この確率なら1500回くらいは普通にハマリそうな気がするのだが、何時間も当たらなかった記憶はほぼない。

 

相性が良かったのかもしれないが、そこそこ当たりそこそこ確変に入るので好きだった。

10連以上の大連チャンの記憶もない・・・まぁ、いい時で7・8連チャンくらいしてたのではなかろうか?

フルスペックCR機では、初当たりが確変ではなく通常図柄だった時はその時点で『ほぼ呑まれる』覚悟をしていて、扱い的には小当たりみたいなもので特に嬉しくもなかったものだが、サイころんの場合は、まだ持ち球で当たる可能性に僅かではあるが期待していた。

 

リーチその他のことは次回にしたいと思う。今回はここまで。