セブンショックは、業界初の時短デジパチ、エキサイトレディ2の後継機だ。

以前書いたが、話題の機種ではあったのだが、『顔が好みではない』という理由であまり打つことがなかったエキサイトレディ2・・・

しかし、後継のセブンショックは抜群に自分好みの顔であった。

 

ドラムが好きな自分・・・見た瞬間に打ってみたいと思った。

スペックはエキサイトレディ2とほぼ同じ。確率1/220で毎大当たり後50回転のミニデジタルの時短。

その間に当たれば、疑似的な連チャンになるということだ。自力当たりではあるのだが。

連チャン規制の中で生まれたアイデアであり、現在にも受け継がれている。

 

実際、50回転で当たるのは4~5回に1回位の割合で、ほとんどがダブル止まり。

爆発力で言えば随分おとなしい部類になるだろう。

だが私は、こういう“スペック的に地味な台”も結構好み。大ハマりの危険が少なく安心して打てるのが理由。

 

図柄は7しかないというのが面白かったが、色違いの9種類あり、似た配色もあってボ~っとしてると間違うことが多々あった。

写真のような迫力満点のトリプルリーチがあったが、トリプルリーチがずれた形のダブルリーチの他、よくあるクロステンパイのダブルリーチも2種類あった。

 

リーチアクションはドラム風でシンプル。テンパイラインに当たり図柄が近づいた時に軽くスローになるアメリカンドリーム風の動きがノーマルリーチで、その後コマ送りになるか、音楽が変わって更にベルトのスピードが遅くなればスーパーリーチ。

三共のフィーバーキングやクイーンのように、一旦外れてから再度動きだしての2段階もあったが、セブンショックの場合は2段階になった時のベルトの動きが図柄を識別できない程高速で、当確だったフィーバーキングやクイーンと違い極稀に外れることがあった。外れるとかなりショックだった。(機種名とかけたわけではない・・・)

 

7が揃った時がドラム式同様に気持ちよく、まぁまぁ打ったが大勝も大負けも記憶にない。

スペック通りに遊んだ印象だ。

 

もう一個思い出した。セブンショックは大当たり中ラウンド間にベルトが動きだし、通常とは違う左→中→右の順にベルトが停止して(通常は左→右→中の順)元の図柄が表示されるという演出があったが、これも7図柄同様、ボ~っとしてると一瞬パンクしたのかと思ってしまう。台に弄ばれているような感覚になることもあったものだ。

 

この機種、私は好きだったが世間的には大ヒットとまではいかなかったと思う。セブンショックがよく満席になっている店を見たことがない。

のだが・・・今の御時勢・・・こういうシンプルな機種は貴重で面白いと思う。ニューギンさん、ぜひ復活させてほしい。