2019年最初のブログであるが・・・振り返るとこのブログを始めたのは2009年。ということで何と10年目に突入である。

10年経っても記事が200ない(丸1年更新していないこともある)ことを笑ってしまうのだが、完全自己満マイペースでやっているのでまぁいい。

 

で、前回の続き。新台入替で打つ候補機種を3機種に絞ったわけだが・・・迷いに迷って選んだのは・・・

CRフィーバービーチであった。

入れ替え初日ということで、最高設定の1が使われることに期待してのもの。

 

ちなみにこの機種、今や存在しないブラウン管モニターを搭載したデジパチということで貴重なものだ。

三共は当時主力のドラム以外にブラウン管を搭載した機種をポツポツと送り出していた。

ブラウン管搭載デジパチ第1弾は、『 フィーバーファイターⅠ 』

業界初のブラウン管搭載デジパチであったが、連チャンも確変もないノーマル機ということで、あまり盛り上がることはなかった。

 

その後『 フィーバーウォーズⅠ 』という機種でもブラウン管が使われた。

これもファイターと同じくノーマル機だが、確変のあるCRバージョンも後に登場した。

 

フィーバーウォーズでは、ブラウン管搭載ということよりも、三共の新台枠に注目が集まったものだ。

写真のような『丸い盤面(台枠)』というものは当時他には存在しなかったもので、非常に革新的で斬新なものだった。

パチンコといえば、当時は全て四角い枠・盤面というのが常識・当たり前のことだった。

一般的な四角い盤面では、関東と関西で枠のサイズが若干違っていたのだが、CR機の登場を契機に統一された。

全国的に画一化が進んだところに三共が送り込んだのがこの台枠。

繰り返すが、こんな台枠は当時他になかったので、ホールでは一際目立つ存在であった。

当然他メーカーもこれに着目し、パチンコ台本来の面白さや目立たせ方以外に台枠で目立たせるという新しい形が加わったといえるだろう。

 

余談が多くなっているが、現在のパチンコはこれももう行き過ぎた気がしている。

パチンコ本来の形とは関係のないボタン類や液晶画面・演出用役物が台枠サイズ限界にまで使われ、横を広げようがなくなると上にまで何かゴチャゴチャと付いている。仰々しい物体に釘が打たれ「パチンコのような物にしている」感じ。

もうほんとに・・・なんじゃこりゃ!?って状態ですね。

 

話を少し戻すと、この新しい枠はナスカ枠と呼ばれ、フィーバーネプチューンにも同時初採用された。

記載忘れだが、このナスカ枠からサウンドも格段に良くなり、フィーバーネプチューンでは楽曲も良かったのでこの台枠と非常に合っていた。

ノーマル機と確変のあるCR版の両方存在した。

ナスカ枠には大きな欠点がひとつあり、下皿に100円等の硬貨を置いた状態で下皿のハンドルをスライドさせると台に硬貨が吸い込まれてしまう不具合があった。コインを下皿に入れるのは要注意!であった。

 

新台入替で打つ機種をフィーバービーチに決めてから話がなかなか進まないのだが、長くなったので続きは次回!