ついに本ブログでCR機を扱うことになったか・・・と、感慨に耽っております。

今回はCR黄門ちゃま2

↑CR黄門ちゃま2(平和)

初当たり確率 1/394.3

確変突入率 5/15(2回継続)

賞球 5&15

出玉 2300個

 

現在はCR機と現金機の違いとかあるんですかい??

本ブログではメインの扱いとしては初のCR機である。

私がパチンコを始めた頃はCR機というジャンルは存在せず、全て現金機であった。

全て現金機だったから、あえて「現金機」などと呼んでもいなかったが。

CR機が存在せずとも、別にお客が困ることなどなかったのであるが、色々な利権等が絡み登場する運びとなったわけだ。

そのあたりの「パチンコ業界の闇や歴史」に関する記述等もよく見かける気がするんだが、本ブログではあまり扱う気はございません。

 

おそらく今のパチンコはほぼ全てがCR機??になると思われるが、ここで登場当初の当時のCR機の特徴(もしくは定義)を書こう。

 

①玉は現金で直接借りることは出来ず、専用のカードを事前に購入する(東日本ではパッキーカード西日本はパニーカード)

②現金機の場合は1台1台全てのパチンコ台に玉を購入するサンドイッチがついていたわけではないが、CR機では1台1台にカードを読み込むサンドが設置され、カード経由で玉を借りる。

③CR機を設置している店であれば、カードは店をまたがっても無期限に使うことが出来る。

④大当りの確率変動が認められる。

⑤初当たりに3段階の設定を設けることができる。

 

というわけで、客としては大当りの確率変動以外は特にメリットはないものだった。

両替の手間は少し省けたのかもしれないが、自分からしたらカードを買う行為そのものが面倒くさかった。

両替して余った分は「お金」としてパチンコ以外の買い物等にもちろん使うことはできたわけだが、余ったカード残高はよそのパチンコ屋でも使えるってだけで、別にそれで買い物ができたわけではない。

画像のようなカード販売機で買う必要があった。

↑私は西日本なのでパニーカード。

 

カードは何種類あったかハッキリと覚えていないのだが、1000円・3000円・5000円・10000円・・・4つはあった気がする。

自分は3000円か5000円を買うことが多かったような気がする。

1000円はあっという間になくなってしまうし、10000円は金額がでかすぎて多く余った時が困るかなと思って買うことはほとんどなかった。

 

お店にはこの販売機の導入コストが当然かかった。

また、パチンコ台もこれまでのサンドイッチが使えなくなったことで導入コストがかかったとともに、このCR機から台の値段がアップしたようである。

 

お客には手間が増え、店にはコストがかかったのがCR機で、ここまで読んでもメリットはほとんどなく、「何のために始まったの?」と本当に思ってしまう。

カードは翌日以降同じ店でも他店でも使えるってのが謳い文句でもあり、無理矢理作ったようなメリットだったのだが・・・このカード、作りは当時偽造が多く出回ったテレホンカードとほとんど同じの単純なもので、私の予想通り、あっという間に偽造され、パチンコ業界は大混乱となってしまい、とりあえずメリットだった『いつでも他店でも使える』という魅力に『当日限り・同じ店で』等と制限がかけられるハメとなった。

効率からいって、偽造効果の高い10000円のカードは特に被害がひどく、この10000円カードは急速に姿を消して使えなくなってしまい、販売されるカードは1000円~3000円の少額カードのみになってしまった。

 

CR機導入の初期段階はこんな感じだったのだが、最初に市場に登場したCR機は京楽のフラワーショップである。

↑CRフラワーショップ(京楽)

初当たり確率は現金機並の1/233~1/243

確変突入率は2/15で、黄門ちゃまよりかなり低い。

全体的に見た目は宝島に似ている(ゲージは同じ?)

 

CR機が登場してからは、全てCR機の機種名に『 CR 』と付いているのを新鮮に感じたもので、現金機と機種名が明確に区別されていた。

このことは現在もそうなんだろうか?現在のパチンコは全てCR機なのか?全てに『CR』と付くのか??

三共は、出すデジパチ全てに『 フィーバー 』という冠があったが、CR機登場でどうなるのだろう??と思っていた。

結論は、三共のCRデジパチは『 CRフィーバー 』という冠が必ず付くこととなった。

↑CRフィーバーウィンダム(三共)

三共初のCR機。

レジェンドのアタッカーにマキシムのドラム・・・非常に打ちたかったのだが、設置が少なく打つことなく終わってしまった。

 

続きはまた次回に・・・黄門ちゃまのこと全く書いてないですね(笑)