ブログ再開第1号の機種は、平和のブラボー七福神

大当たり確率 1/229

賞球 6&13

大当たり出玉 2000個

現金確変機

 

この機種は熊本市のコア21下通店で何度か打った。

熊本を去る直前だったと記憶しているので、おそらく1995年位だろう。

今はもう完全に死語になっていると思われる『現金確変機』である。

 

現在では『確変』というと、それは即ち『大当たりの確変』のことを指すと認知されていると思われるが、もともとは『確変』というのは『小当たりの確変』のことであり、本機種もそうである。ちなみに大当たりの確変が認められるのは、デジパチではCR機だけである・・・今のことは知らないが・・・・

 

ちょっとここでまたもや1990年のパチンコ内規改正のことを復習しよう。

90年の内規改正に伴って、パチンコが変わったことはたくさんあるのだが、そのうちのひとつが『電動役物の数』である。

 

1989年までのデジパチ(この呼び方も死語なんだが・・・)には、電動役物はひとつしか付けることが許されなかった。そのひとつとは、全てのデジパチに付いている、大当たりしたら開く入賞口、いわゆるアタッカーだけであった。

 

90年の改正によって、アタッカー以外に電動役物を付けることが許されたわけだが、多くのメーカーは電動チューリップいわゆる電チューを搭載した機種を出してきた。当時代表的だった機種は三共のフィーバーチャレンジ等がある。画像がなくて申し訳ないのだが、当時の三共では、フィーバーザウルス等であった赤のドット表示の台だった。

 

電動チューリップの搭載が認められると同時に認められたのが、電動チューリップを開かせる確率を変動させてもよいということ。変動のさせ方は機種により様々(中には朝一の一定回転数から突如として始まるモーニング機能ともいうべき確変を搭載した機種もあった)であったが、代表的なものは『特定図柄で大当たりした後次回まで』というタイプ。

 

前置きが非常に長くなっているが、ブラボー七福神もこのタイプで、全15図柄中『3,5、7、寿、宝』の5つの図柄で大当たりすると次回大当たりするまで電チューを開かせるためのミニデジタルの確率が10倍アップしミニデジタルの回転時間も同時に短くなった。ただ、ブラボー七福神の場合は電チューが一般的なチューリップではなく、アタッカーの下に小さくあるミニアタッカーがそうである。ベロアタッカー等とも呼ばれ、当時平和はこのタイプのミニアタッカーを多く搭載させていた。CR黄門ちゃま、CRスーパーダンク等・・・

↑CR黄門ちゃま(平和)

初期CR機の大ヒット機種であり代表機種でもある。

↑CRスーパーダンク

同様のミニアタッカーを搭載。ヘソチャッカーが2つあるのが個性的だった。

 

ミニデジタルの確変時には、ミニデジタルの回転時間も短くなるのだが、これが今なおある『時短』のことであるが、当時は特にこう呼ばれることはなかった。時短という言葉が登場したのは、ニューギンのエキサイトレディーからである。

↑エキサイトレディー(ニューギン)

時短という言葉を生み出し広めた歴史的な機種。ただ、私自身は「結局これまでの確変と特に変わりはないんじゃないの??」と、冷めた目で見てました。

 

長くなったので続きは次回!