最近更新間隔が開き気味になっているのだが・・・今回はマルホンのスパイ大作戦
大当たり確率 1/219
賞球7&15 出玉1200個又は2400個
現金確変機
本ブログによく登場するマルホンの現金確変機である。
スパイ大作戦というと、ある程度年齢のいった方だと、アメリカのテレビドラマを思い浮かべるかもしれない。
しかし、このパチンコはタイアップではなく、このドラマは全く関係がない。
マルホンには過去にウルトラセブンという機種があったが、これと同様。
まさにおおらかな時代ならではである。
特撮ヒーローとは全く関係がない機種
本ブログ内で、何度かマルホンデジパチのデジタルの歴史のことを書いているが、スパイ大作戦はカラードットの機種。
当時では珍しい、横スクロールの縦に配置されたデジタルになっている。
海物語の大ヒットによって、いまや横スクロールに違和感を感じる人はあまりいないと思うが、当時は非常に新鮮なものだった。
デジタルは上から順番に停止するのだが、リーチパターンは非常に分かりやすい。
①上と中がテンパイして一番下がスローになるリーチ
②上のみ停止し、中と下が揃った状態でスローになるリーチ
③上中下3つ揃った状態でスクロールするリーチ
大別すると上記の3パターンで、①と②には進行スピードが変わるスーパーリーチと呼んでもよい発展パターンがある。
③はいわゆる全回転だが、必ず当たるわけではなく、停止する際に一番下がずれて外れることがある。豊丸の一般電役ナナシーの全回転を彷彿とさせるが、ナナシーよりも外れる率が高かったと思う。
高確率一般電役
スパイ大作戦の魅力はトータルバランスとゲーム性にある。
確率は1/219で、確変機としては非常に高確率。
しかも確変突入率は1/3で、こちらも高確率だ。
バランスを取っているのは出玉で、確変図柄で当たった場合は最高継続ラウンドが8Rになり、出玉が半分になるということ。
この「出玉半分」に批判的な人もいたが、それによって高確率が実現した上に、釘が激渋になることも回避されていたので自分は歓迎した。
私が好きだったのは、出玉が半分になるのが確変で当たった時になっているところ。
これを通常絵柄で当たった場合にすると、出玉の波は荒くなってギャンブル性は高まるが、通常絵柄で当たった後一気にテンションが落ちかねない。
嬉しい確変突入時に出玉を少なくしてバランスをとったマルホンに感心したものである。
近年のパチンコに自分は詳しくないが、出玉ゼロとか2Rで確変なしとか、平気であるようで恐ろしくなる。
それを思うと非常に良心的な台だ。
最後に思い出深い縦型のデジタル機種をあげる。
ピカイチ天国のような「運の強さメーター」がある。
保留玉連チャン機
これも保留玉連チャン機。非常に設置が多かった
この中では新しい機種で、本ブログとしては対象外の機種になるのだが、よく打った。
当時一般的な1/2確変&継続の台