今回は、平成5年に登場した、三星のポンポンガール


↑ポンポンガール(三星)

初当たり確率 1/240

賞球7&15 出玉約2400個

保留玉連チャン機


三星初の液晶パチンコである。

機種名の「ポンポン」とは、チアガールの持つ丸い物体のことのようなのだが・・・

なぜか液晶画面で繰り広げられるのは「スカートめくり」・・・

しかもデジタル回転中、女の子自らがニコニコしながらスカートをめくるという・・・シュールな光景。


1回スカートをめくる度にデジタルが進行する。

初の液晶テレビパチンコ「麻雀物語」の影響からか、それぞれのメーカーの液晶第1弾機種は、その全てに女の子が登場し、脱衣等エロ路線があるのが大半だった。

その方が堅かったというか・・・ある程度のウケは狙えたということだろう。


その中でもポンポンガールは、露出はパンツまでに限られているものの、「スカートめくり」という題材があからさま過ぎて話題になった。

打っていて、何かこっ恥ずかしいものがあったが、それもメーカーの思惑通りなのだろうか。


しかし、このような液晶画面は、当時だからこそ許されたものだと思う。

今とくらべると格段に画質は粗く、チープな液晶で、品質的には子供アニメ以下・・・という感じだろう。

今のような大画面・美麗・リアルな液晶で、このスカートめくりデジタルをやるのはかなり無理があると思う。

当時だからこそ、笑って済まされたのだ。


デジタル図柄は0~9までの数字と、アルファベットのS、A、N、E、それと当時の三星のマークの15種類。

本当はアルファベットのIも使うつもりだったんじゃないかと思うが、数字の1と混同すると考えたのだろう。

デジタルの停止順は左→右→中。

左右でテンパイすると真ん中はスロー回転のリーチになる。

その間、左右のねーちゃんはずっとニコニコしたままスカートを上げっぱなし・・・真ん中のねーちゃんがスカートをパタパタとめくっていく・・・・やはりシュールだ。



これはリーチ中の図。

真ん中をめくるのに合わせて左右の数字も表示されるため、真ん中がスカートを閉じている時は、スカート上げっぱなの左右のねーちゃんのパンツが見える。

解説文を入れるのもアホらしい感じなのだが(笑)

「こんなんで喜ぶ奴はいねーだろー!」と、当時でも思いながら、やっぱり画面を見てしまう。


この機種、メーカーの狙いかどうか分からないが、当時としてはリーチ時間が長い。

ノーマルのリーチで、平気でデジタル3周位する。

スカートを1回めくったらデジタルが1個進む・・・という流れなので、1周するのにもそれなりの時間を要する。

ノーマルでも長いのに、さらにスーパーリーチもある。

スーパーリーチと言っても、背景の色が変わり、中デジタルがさらにスローになる、ロングリーチという名前が適当なリーチだ。



スーパーリーチ中の図。

真ん中のスカートめくりのスピードが落ちるだけで、動作そのものは変わらない。

背景が赤くなり、なぜか髪の色も変化し点滅状態になる。

しかし、パンツの色は変わらない。

どうせなら、髪じゃなくてパンツの色が変わった方が面白いんじゃないかと、今思った。

そういえば、そういうのを実際やったパチンコがあったな・・・



CRルパン三世K(平和)

このブログテーマの時代外の機種なので詳細は省く。ルパンのパチンコはたくさんの機種があるようだが、私が打ったことがあるのは、この初代シリーズのみである。

この機種の中で、予告で登場する不二子のパンツの色で信頼度が変わった。



普段はほとんど白パンツの不二子だが、黒だと信頼度アップ!


話をポンポンガールに戻す。

ロングリーチになると、大当たりかその前後1コマで停止した。

リーチアクションはこれだけである。

外れた後の2段階等もない。超シンプルであった。

記憶が定かではないのだが、ノーマルリーチのままでは当たらなかったような気がする。

パンツのことで頭がいっぱいで覚えていない。


ということで、続きは次回。