今回は、思いきりアメリカン

・・・ではなく、三洋のアメリカンドリームⅤ



↑アメリカンドリームⅤ(三洋)

初当たり確率 1/229

賞球6&13 出玉約2000個

保4のみの連チャン機


三洋の液晶パチンコ第1弾は、ブルーハワイという機種だった。



↑ブルーハワイ(三洋)

初当たり確率 1/227 

賞球7&15 出玉約2300個

保4のみの連チャン機


三洋の液晶は、当時、他メーカーと比べるとキメが細かく、最も美しかったのではないかと思う。

当時のパチンコメーカー勢力図的には、三共・平和・西陣が3強と言われていた時代で、三洋は中堅メーカーという位置づけ。

なかなか3強の中に入れない状態でいたわけだが、このブルーハワイは大手メーカーに上がるひとつのきっかけになっていると思う。

美しい液晶画面。良心的な確率。そして促進打法のあった保4連チャン。

三洋は、その後美しい液晶表示でギンギラパラダイス、大工の源さん、海物語とヒット機を量産して、大手メーカーに入っていったと感じている。


ブルーハワイをそのまま受け継いできたのがアメリカンドリームだ。

この機種は兄弟機が多く、全部で4つある。


まず最初に登場したのは「アメリカンドリーム」

次に「アメリカンドリームⅡ」

初代との違いは液晶サイズのみだ。


次に「アメリカンドリーム7」

確率が悪くなり、高換金率の店で営業しやすくしたもの


アメリカンドリーム7とほとんど同時期に出た(と思われる)のが、今回ブログに書く「アメリカンドリームⅤ」だ。

アメリカンドリームⅤは他3機と違い、賞球が違うのが最も違うところ。無制限営業用の台だ。

これら兄弟機は、賞球と確率と盤面のデザインが異なるだけで、リーチアクションや大当たり判定の仕組み等は全て同じだ。

で、自分が最も多く打ったのが、アメリカンドリームⅤである。


まず、いきなり連チャンのことを書くが、大当たり終了後の保留玉4個目にのみ、強制的な連チャンがあった。

しかも連チャンを促進させる打ち方があったことも、楽しみのひとつだった。

やり方は超簡単で、「通常時、保4は空けて打ち、大当たりしてアタッカーが開いてから打ち出し、Vゾーン入賞後概ね2秒以内位に保4を点灯させる」これだけである。

Vゾーン入賞後2秒以内というのが難しい感じはするのだが、このVゾーン入賞は、そのラウンドの最初のV入賞でなくても構わない。

どんなタイミングのV入賞でも約2秒のチャンスタイムは有効だったので、条件を満たす成功率は高かった。

しかし、このV入賞後のチャンスタイム中に保4を点灯させられるかどうかは、狙ってできるものではなく、運になる。


前機種のブルーハワイも、全く同様のやり方で連チャンを誘発することができたのだが、アメリカンドリームの方が、若干チャンスタイムが長くなっていたようである。

成功した時の連チャン率は、正確な数字は把握していないのだが、30%以上あったような気がする。

次回は実践経験の話と、リーチアクションその他のことを書きたいと思う。