このブログのテーマとは無関係なのだが、先日ゲームセンターのパチンコで14連チャンした。
正式な機種名を知らないのだが、京楽のキン肉マンを扱ったパチンコ。
当たっても9ラウンドしかなく、大当たり終了後は「悪魔将軍を探せ」とか画面に出た上で、電チューがパカパカ開く確変(時短?)状態になるものだった。
画面に、その将軍とやらが出てくると、揃った数字も表示され、当たりになるらしい。
元々パチンコが好きな人間なので、数字が揃えば嬉しいのだが、「何か違うな~」と首をひねりながら、10連チャンに到達した時点で、「こんなことに運を使ってもしょうがない。それに疲れた。早く終わってくれ~」と願いながら14連まで行ってしまった。
子供の付添でやったゲーセンパチンコだが、いい暇つぶしにはなった。
ちなみに私はキン肉マン世代ではあるのだが、私の中でキン肉マンはギャグ漫画である。
シリアスなキン肉マンは苦手だ。
で、本題に入るが、今回はエキサイトジャック2
賞球7&9&14
出玉 約2100個
保留玉連チャン機
時は1993年、まさにパチンコは連チャン天国の黄金時代に本機は登場した。
ニューギンのドラム式デジパチである。
当時ドラムといえば三共だったのだが、ニューギンも結構ドラム台を作っていた。
エキサイトポーカー、エキサイトカムカム、エキサイトバニー、エキサイトグランパス、エキサイトインカジノ・・・等々。
他にもあると思うし、このエキサイトジャック以降に出てきたものもある。
このブログでは、随分前にエキサイトバニー2のことを書いた。
三共のドラムは、当時でも、私の中では「完成されたもの」の部類だった。
ドラムの動きはスムーズで、キングⅡで登場した2段階当たりも、ドラムの動きに大きな違和感はない素晴らしい出来栄えだった。
ただ、前回書いたクイーンⅡでの逆回転当たりだけは、ドラムがブルブルっと震えるという・・・言い方は悪いが技術的に未熟な部分は見られたが・・・。
そんな中ニューギンのドラムは、私の中では「おもちゃのような台」だった。
ニューギンさん、ごめんなさい。決してバカにしているのではない。
おもちゃのような楽しさがあったし、カクカクした動きに味があった。三共のドラムとは明らかに違った。
三共は、どことなく格式があり気品の高さを感じさせたが、ニューギンは、庶民的な楽しさや喜びを感じさせた。
こういったメーカー毎の特徴というのも当時ならではだと思う。
また、当時ニューギンは機種名に「エキサイト」と付けるのが定番となっていた。
三共はデジパチには昔も今も一貫して「フィーバー」を付ける。まさに三共の代名詞。
ニューギンは、権利物にも「エキサイト」の冠を付けている物があるが、三共は権利物に「フィーバー」とは決して付けない拘りがある。
エキサイトジャックは同時に「1、2、3」と3兄弟で発表されていて、それぞれ賞球が異なるのが大きな特徴。
実際は「1」はなく「無印」なのだが・・・便宜上こう書く。
全く関係はないのだが、旧要件のパチンコで「エキサイト1・2・3」という台はあった。↓
エキサイトジャックシリーズは、エキサイトバニー(1&2)同様に、テンパイする前にフライングでリーチ音が鳴るのも特徴だった。
エキサイトジャックの兄弟の中で、1だけ鳴り出すタイミングが異なっていた。
盤面の絵は兄弟で同じなので、打つ際には賞球を確認して違いを理解していた。
市場に出回っていたのはほとんどが「エキサイトジャック2」であり、ブログもこの機種のことを書く。
しかし、1と3が全くなかったのかというとそうでもなく、特に3はちらほらと見かけた。
エキサイトジャック2のドラム停止順は左→中→右。有効ラインは上下2ライン。
三共の機種には定番としてあったクロスラインというものは基本的にはない。
しかし、図柄の7とPower Jackだけは例外で、中ドラムにあるこれらの図柄は、停止する時は上でも下でもない真ん中に必ず停止し、左右のドラムの上下は問わない特殊な扱いの図柄となっていて、実質これらの図柄でのリーチは、最終停止ドラムは枠内に図柄があればOKという・・・ダブルリーチになっていた。
エキサイトジャックに初対面したのは、コア21下通店の新台入替。
店全体ではなく、シマ単位の入替でひっそりと行われた。
エキサイトジャック2は2階に2列導入された。
2が連なったのは偶然のことで狙ったわけではない(笑)、
入替時はまだ新台ホヤホヤで、まだパチンコ雑誌にも詳細が載っていなかった。
今のようにネットですぐに情報が仕入れられたわけではない。
自分は初当たり確率しか知らない状態での対面だったが、とりあえず打ってみた。
すると、即効ではなかったが、比較的低投資で当たった。
最初の当たりは「Power Jack」。
この図柄と7は、リーチは全てダブルリーチになるわけだが、当時の自分はそのことを分かってなくて、当たった時少し戸惑ってしまったのを覚えている。
続きは次回。