今回は、アレジンの後継機エキサイトについて。
アレジンと同じく大ヒット機種になった。
まずは簡単な紹介をすると、外見はアレジンと大きく異なる。
デジタルは2桁になり、アレジンにはなかった0と9が追加された。
当たりは「33」と「77」の2種類のみ。
デジタルの回し方も大きく異なる。
エキサイトは盤面中央のクルーンに入賞させ、3つある穴のうち、奥の2つに入ればデジタル回転という仕様。
3か7のゾロ目で盤面中央下部のアタッカーが約6秒開放。
中央に玉を貯留させ、アタッカーが閉じたら権利発生。
権利消化は、権利発生ゲームを含めて14ゲーム間右打ちで消化して約1900個程の出玉になる。
外見上の仕様は以上で、中身(判定の仕組み)はアレジンとほぼ同じであった。
それぞれの数値が異なるのみと言っても良い。
デジタル停止音、リーチ音、ファンファーレ、大当たり中のサウンドもアレジンと同じ。
大当たりの判定は、アレジンと同じく乱数をグループ化させるものだった。
絶対に当たらない地獄グループが7個(アレジンは15個)、高確率で当たる天国グループが1個(アレジンも1個)あり、天国に入らない限り大当たりしないのだが、天国に居続ける限り連チャンするというもの。
また、天国ではハズレリーチがかかりやすいというのもアレジンと共通していた。
エキサイトでは、天国での大当たり確率は1/6、ハズレリーチ確率は1/3だった。(アレジンではそれぞれ1/8と1/4)
つまり、天国では当たりとハズレ含めて1/2でリーチがかかるのだ。
グループが移動する確率は約1/13(アレジンでは約1/17)で、平均連チャン数はアレジンと同じ3連チャン。
エキサイトとアレジンでは、私は圧倒的にアレジンの方を多く打っているのだが、私が経験した最高連チャン数はエキサイトの方が多く、20連チャンである。
ブログで紹介する藤商事のアレパチ兄弟は、それぞれに泣き所があると書いたが、エキサイトの泣き所のひとつにハズレリーチがある。
前述したように、天国では1/2でリーチがかかり、地獄よりはるかにリーチになる。
よって、リーチが出たらしばらく回して様子を見るのが、アレジンでもエキサイトでも鉄則なのだが、エキサイトの場合は厄介なことに地獄でもそこそこリーチになるのだ。
グループ毎に異なるし、細かい数値は忘れてしまったが、おそらく1/10前後でリーチになっていたと思う。
そのため、「もうやめよう」という頃に「ピュイ!!」と鳴り、もう1000円・・・・ということが多々あった。
通常時にもそこそこリーチになるため、「天国にいるのか?地獄にいるのか?」判別が難しかった。
アレジンはかなり分かりやすかったので、やめる時は比較的あっさりと台を放れることができたのだが、エキサイトはそれが難しかった。
私はエキサイトとアレジンではアレジンの方が好きなのだが、それは上記のことが大きい。
しかし、アレジンで泣き所だったパンクが、エキサイトではまずないのは嬉しい。
目撃ではパンクはあるのだが、私はエキサイトでパンク経験はゼロである。
精算ボタンは死んでいたが、出玉も安定していた。
次回は、エキサイトのもう一つの泣き所と、もう少し突っ込んだ内容のことを書こうと思う。