前回の続き。


フィーバーファンタジーⅢの基本的なスペックは前回に書いた。

「2つの絵柄が同時に揃うと確変」となるわけだが、前身として、「フィーバーオールセブンⅡ」という機種があったことを記載しておく。




↑フィーバーオールセブンⅡ

確率1/160

賞球7&15

最高継続ラウンド数12R

出玉約1800個

2絵柄同時当たりで小デジタルのみの確変

突入率、継続率共に1/4


フィーバーオールセブンⅡは、確変に入ると小デジタルが100%当たりになるのが特徴だった。

100%当たるので、止め打ちしやすい(安定している)台だった。

また、大当たり確率が高く、出玉が少ないのも特徴で、「安心して遊べる」と、「一発逆転のギャンブル性」両方を狙った台であった。


私は当時上通り商店街にあった「GAIDO上通り店(現在閉店)」で一番打っているが、甘い釘に出会ったことがなく、台は魅力的だったのだがあまり打っていない。


さて、メインの記事はフィーバーファンタジーⅢなのだが、こちらはリーチの特徴もあった。



デジタルの停止順は左→右→中なのだが、リーチがかかる場合、左が停止した頃フライング気味に「リーチ!」の掛け声があった。少し前にニューギンの機種でよくあった「少しだけ早くリーチをお知らせする」機能である。代表的な機種はエキサイトジャック2であろう。




↑エキサイトジャック2

この機種のことも後々メインで書きたいと思う。


話をフィーバーファンタジーⅢに戻すと・・・リーチがかかると、とりあえず中出目がスローになる。この状態では絶対に当たらない。

中出目がスロー回転中、もう一度「リーチ!」の掛け声が入ると、中出目が当たり図柄の前後だけスロー回転→あとは高速回転という動作になる。当たる可能性があるのはこの時で、何回当たり図柄を過ぎるかで期待度が変わった。

3回目のスロー回転になった時は、当たるか前後一コマずれ。

4回目のスロー回転になったら100%大当たりした。

大当たりパターンは、「スロー3回目」か「スロー4回目」がほとんど。

そういう意味では非常に単調なリーチなのだが、「まだ止まるな~!!」と願いながらデジタルを眺め、当時はすごく楽しめたものだ。


また、この「スロー回転と高速回転を繰り返す状態」に入ると、リーチ音も変化した。

最初のスロー回転の時はいつも同じ音だったが、確変図柄でのリーチとそうでない絵柄でのリーチでは、このスーパーリーチ(便宜上そう呼ぶことにした)のサウンドが異なり、当時としては凝っていたと思う。

確変図柄でのリーチの方が、躍動感のあるサウンドだった。


また長くなってきたので続きは次回・・・