前回まで、「出玉泥棒」「ゴト師」と・・・変わった面々と遭遇した話だったが、今回もまぁそれである。
といっても、前回までの人種よりは比較的遭遇確率が高い人間である。
ある日、コア21下通店で打ったのは、三共のフィーバーファンタジーⅢ
大当たり確率1/220
賞球7&15
出玉約2300個
7で当たるか、2絵柄同時当たりで、小デジのみ確変(突入率1/3)継続は次回当たりまで。次回当たりも確変図柄ならば継続
基本スペックは上記の通りで、登場は1994年・・・前回までのブログ内容と時期は近い。
世間一般的には、デジパチの歴史というと、「連チャン機規制→CR機の台頭」というのが大まかな流れとしてはあるのだが、この間に「ノーマル機ばかり→現金機確変デジパチ→時短機の登場」という流れがある。
このフィーバーファンタジーⅢは現金機の確変機にあたる。
今ではほぼ絶滅状態?なのではなかろうか。
メインデジタルの確率は常に同じで、確変図柄で当たると小デジタルの確率のみアップする。
私は、この手の現金機の確変機は大好きだった。
小デジタルのみの確変なので、メインデジタルの確率はノーマル機に近い。つまり、大ハマリする危険度が低い。
確変率が概ね1/3の機種が多く、連チャン機に代わる波を荒くする要素となっていた。
派手さはないものの、小技が通用する機種が多く、適当に打つ客と差をつけることができた。
この頃のデジパチのヘソの賞球は7個である。
小デジタルの確変に入ると、ヘソの電動チューリップが開きやすくはなるのだが、時短機のように、回転時間の大幅な短縮はない。(多少は短縮がある)
確変中でも電動チューリップが閉じている時間も長く、適当に打っていては確実に玉が減った。
しかし、止め打ちと言われる「電動チューリップが開くタイミングに合わせて打つ」やり方をすれば、釘調整にもよるが、玉を増やすことができた。フィーバーファンタジーⅢもまさにそういう機種だったのだ。
続きは次回