前回に引き続きリバース2である。

馬並の青春の軌跡

リバース2の特徴はたくさんあるが、その中でもアタッカー(Vゾーン)は特徴的であった。
アタッカーの形状は非常にオーソドックスなもので、真ん中にVゾーンがあり、左右の入賞口はハズレというのもオーソドックス。
では何が特徴的だったのかというと、このVゾーン、単に玉が入るだけではV入賞とは認められない。
Vゾーンの前にはレールがあり、そこを玉が転がればV入賞と認められるのだ。
つまり、斜めからV入賞口に入っても無効で、真ん中からまっすぐ転がった時にV入賞となるわけだ。
これは非常に個性的で、このような台は後にも先にもリバース2でしか経験していない。
今のデジパチにはVゾーンがないので、今後もないであろう。

いかにもパンクがありそうな台だがその通りで、自分は二回パンクを経験している。
以前に書いた、奥村のローリング7に比べればかわいいものだが、やはり大当り中はハラハラした。

メインデジタルの回転時間短縮機能があったのも特徴だ。
現在では当たり前になっているが、保留3個目と4個目は回転時間が大幅に短かった。
この機能は当時珍しく、いち早く採用したのがマルホンであり、その後他メーカーも追随する形となる。
回る台を打った時の儲け効率が、短縮機能のない機種と比べるとかなり高くなり、打ち手には有利となる・・・のだが、回らない台を打った場合は投資が速くなり、店が得になる。

大当り中に流れる音楽も特徴的であった。
リバース2は、大当り中
①Vゾーン入賞前
②Vゾーン入賞後(1R~10R)
③Vゾーン入賞後(11R~15R)
④最終ラウンド
上記4種類の音楽があったのだが、これだけあるのは当時珍しかった。
当時は、メロディーというよりも、機械的な効果音とでもいうべき音楽しか流れない機種もあった中で、リバース2の場合はVゾーン入賞前に流れる音楽以外は立派なメロディーになっていて、どれも軽快なリズムが特徴だった。
初めて打った時は、この音楽に結構感動したものだ。

さてさて・・・リバース2の連チャンに関することを書こうと思ったのだが・・・長くなってきたので今回はここまで!