大劇でのもう一つのトラブルは、フルーツパンチのシマで起こった。
フルーツパンチ(大一)
あるお客が、大当りしたにも関わらず玉が飛ばなくなったのだ。
当時は現在よりもハード的な不具合は多く、このようなことは珍しいことではなかった。
問題は、それが起きたのがフルーツパンチだったことだ。
以前の記事に書いたが、フルーツパンチはデジタルが揃ったら即右打ちをする。
そして、最初に開く最上段の電動チューリップに玉を入れないと出玉はゼロになる。
新人アルバイト店員だった自分は、急いで対応したものの・・・間に合わなかった。
無常にも電動チューリップは閉じ、出玉ゼロ。
パンクだろうとそうでなかろうと、最上段のチューリップが閉じると保留玉の消化が始まるが、連チャンはなかった。
お客は60前後のおっさんだったが苦笑い・・・この後どう対応しようかとオロオロしていた自分に、そのおっさんではなく、周りの客がキレテしまったのだった。
「ぬしゃぁ!!なんしよっとか!!」
標準語で書くと、「お前!!何やってんだ!!」
多分おっさんとは無関係と思われる人間数名が私を囲み、ニューペガの時と同様に襟を掴まれてしまった。
事態に気付いた正社員店員がやってきて、すぐに出玉補償をするということで丸く収まった・・・・。
チューリップにじゃらじゃらと玉を流し入れ、4000個箱山盛り・・・推定4200個位?おっさん得したんじゃねぇ?
それにしても、当時の店の客層や雰囲気をよく反映した出来事だったと思う。
多分今ならば、他人(の不幸)は知らんぷりというのが当たり前なのではなかろうかと思う。
自分からしたらとんでもない出来事ではあったが、考えようによっては今は何か心温まる出来事であった。

フルーツパンチ(大一)
あるお客が、大当りしたにも関わらず玉が飛ばなくなったのだ。
当時は現在よりもハード的な不具合は多く、このようなことは珍しいことではなかった。
問題は、それが起きたのがフルーツパンチだったことだ。
以前の記事に書いたが、フルーツパンチはデジタルが揃ったら即右打ちをする。
そして、最初に開く最上段の電動チューリップに玉を入れないと出玉はゼロになる。
新人アルバイト店員だった自分は、急いで対応したものの・・・間に合わなかった。
無常にも電動チューリップは閉じ、出玉ゼロ。
パンクだろうとそうでなかろうと、最上段のチューリップが閉じると保留玉の消化が始まるが、連チャンはなかった。
お客は60前後のおっさんだったが苦笑い・・・この後どう対応しようかとオロオロしていた自分に、そのおっさんではなく、周りの客がキレテしまったのだった。
「ぬしゃぁ!!なんしよっとか!!」
標準語で書くと、「お前!!何やってんだ!!」
多分おっさんとは無関係と思われる人間数名が私を囲み、ニューペガの時と同様に襟を掴まれてしまった。
事態に気付いた正社員店員がやってきて、すぐに出玉補償をするということで丸く収まった・・・・。
チューリップにじゃらじゃらと玉を流し入れ、4000個箱山盛り・・・推定4200個位?おっさん得したんじゃねぇ?
それにしても、当時の店の客層や雰囲気をよく反映した出来事だったと思う。
多分今ならば、他人(の不幸)は知らんぷりというのが当たり前なのではなかろうかと思う。
自分からしたらとんでもない出来事ではあったが、考えようによっては今は何か心温まる出来事であった。