スパークシリーズ第三弾は、フィーバースパークCXだ。

馬並の青春の軌跡

GPとEDは異絵柄同配列であったが、CXはオリジナルの絵柄配列であった。
これは大当たり確率が影響していると思われる。
CXの大当たり確率は1/256で、GPやEDと比較するとかなり低い。
表面上の確率と実際の確率との差をなくすため、CXのみ絵柄配列が異なるのだろう。
GPとEDは絵柄6個の5ラインで、大当たり組み合わせは30通り・・・となるのだが、二つ同時に揃う組み合わせがあったため29通り。
CXは絵柄が1個減って5個。
それの5ラインで組み合わせは25通りであった。
CXには意味のないWリーチも、真のWリーチも搭載されていない。

CXで残念だったのは、第一停止リールである左リールに3連続でハズレ図柄のある箇所があることだ。
左が停止した時点でハズレが確定してしまうことがあるわけで、実際に体験するとかなり拍子抜けしてしまう。


CXは大当たり確率は低い上に、賞球は6&13と少なく、完全に無制限営業用の台としてメーカーも開発したようである。

初当たりの確率は低かったが、CXはスパークシリーズの中では最も連チャン率が高く、1/5だった。

仕組みはスパークEDと全く同じで、二段階の判定が行われていた。

第一段階の確率は約1/51、第二段階は1/5で、大当たり後の保留玉一個目のみ、第一判定がスルーされ、第二判定の確率である1/5で大当たりする。

この連チャンの仕組みは、打ち手にとっては連チャンは運まかせであり、どう打とうが連チャン率を上げることは不可能なことが一番の特徴だと自分は思っている。


自己最高は5連チャン。

EDは1/7、CXは1/5の連チャン率だったわけで・・・数字だけ見ると、そう大きな違いはないように感じるが、実際に打ってみると、その違いを痛感した。

特に3連チャン以上の発生確率はCXの方が大幅に高くなる。

だが、6連チャン以上はとうとう経験出来ずじまいであった。


CXで思い出すのは、独特のほんわかしたサウンドだ。

今までの三共ドラム式デジパチというと、「かっこよさ、重厚さ」が前面に出ている感じがしたのだが、CXは少~しコミカルチックな雰囲気に仕上がっている。

当初は違和感を覚えたものだが、打ち続ける内に個性的に感じるようになったから不思議だ。


CXは、スパークシリーズの中で最も息が長かった機種だったように思う。

私の活動範囲である九州が、無制限思考の強い地域だったことも影響しているかもしれないが、結構長く設置されていた。

セル違いまで出ていたので、実際に間違いないことであろう・・・。

しかし、そのセル違いの台は、実はフィーバーレクサスⅥ-Sのセルの使い回しであった。

画像を載せたかったのだが、レクサスⅥ-S、スパークCXのセル違い台、共にマイナー機であるため、画像を見つけることが出来なかった。