今回から、90年の内規改正後の新要件パチンコのことも書きたい。
初めは、私のパチンコライフの中でも特に思い入れの強い、三共のフィーバースパークシリーズである。
スパークシリーズは、フィーバースパークGP、ED、CXの3機種があった。

馬並の青春の軌跡
フィーバースパークGP


馬並の青春の軌跡
フィーバースパークED


馬並の青春の軌跡
フィーバースパークCX

最も打っているのはEDだと思うのだが、どれもかなり打ち込んでいる。
今回は、3機種共通の要素について書きたい。

共通点としては・・・
①ゲージ
 3機種とも、ゲージは全く同じで、一言で言うと辛いゲージであった。当時の三共は辛めが多かった。
②パーツ
 ドラム部分を初めとして、使われているパーツはどれも同じ物であった。
③ブラックリール
 3機種ともブラックリールが採用されていたが、黒味はそれぞれで異なっていた。
④絵柄配列
 GPとEDは、異絵柄同配列で、3機種ともWリーチは採用されていなかった。
 正確にはGPとEDにはあったのだが、同時に揃ってしまう意味のないものであった。
ちなみに有効ラインはレクサスと同じ5ラインであった。
⑤ドラムアクション
 停止順は「左・中・右」でテンパイした場合右リールがスローになるのは、レクサスやフラッシュと変化はない。
⑥連チャン性
 3機種とも保留玉での連チャンが存在した。連チャン率はそれぞれ異なり、GP<ED<CXの順に高かった。
 GPのみ保留玉全てでチャンスがあったが、EDとCXは強制的な連チャンは保留1個目に限られた。
⑦不具合
 アタッカーが開いた時にガラスとの間に玉が引っかかることがあるという共通の不具合があった。
⑧回転時間変動
 保留ランプが二個以上点いた状態で連続回転が続いていると、ドラム回転時間が短くなる機能が3機種ともあった。
 現在のような、保留4個目(又は3個目)だけの回転時間が短くなるものではなく、連続回転が続く限り回転時間の変動は続いた。
 この機能はドラム式デジパチとしては初だったかもしれない・・・マルホンのウルトラセブンというドラム式デジパチにも時短はあったのか・・・登場時期はどちらが先か・・・記憶が曖昧である。
 この機能のおかげで、回る台だと期待収支がかなり高くなるのだが、ゲージの辛さとスペックの高さとが相成って、回る台というのはほとんどなかった。

次回から、一つずつ特徴や思い出を書きたいと思う。